2024.09.09
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の陸屋根住宅にて実施しているウレタン塗膜防水メンテナンスのトップコート塗布の様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきたウレタン塗膜防水メンテナンスの完成後の仕上がり状況についてご紹介したいと思い…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市天白区の陸屋根住宅の屋上で実施しているウレタン塗膜防水工事の仕上げ工程の様子をお伝えいたしました。
今回は、屋上といっしょに行ったベランダへの通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水工事について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市天白区にて陸屋根住宅の屋上シート防水の劣化による雨漏りの調査を実施
・名古屋市天白区の住宅で実施する屋上防水メンテナンスの重要性について徹底解説
・名古屋市天白区の防水メンテナンス、屋上移動を可能にする昇降足場設置と笠木取り外し
・名古屋市天白区で雨漏りしている屋上にウレタン塗膜防水の通気緩衝工法が適している理由
・名古屋市天白区で通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水工事、下地処理とプライマーの塗布
・名古屋市天白区の屋上防水工事、床からの湿気の逃げ道をつくる通気緩衝シートの敷設
・名古屋市天白区で屋上の防水工事、湿気を排出する脱気筒の取り付け
・名古屋市天白区で陸屋根の屋上パラペット部への防水材塗布と改修用ドレンの取り付け
・名古屋市天白区で屋上へのウレタン防水材オルタックエースととトップコートの塗布
まずは、床面に敷いているタイルをすべて取り外します。
ベランダタイルを取り外してみると、ベランダ防水についても、屋上と同様にひどく傷んでいる様子が確認できます。
下地処理を施した後、全面にプライマーを塗布します。
プライマーを十分に乾燥させ、通気緩衝シートを敷設したら、ジョイント部や端部に専用のメッシュテープを貼り付けます。
通気緩衝シートは、裏側にある粘着層に通気のための溝が設けられており、その溝が、床から発生する湿気の逃げ道となって機能します。
そして、床からの湿気を外部に排出する役割を担うのは脱気筒です。
床面から生じた湿気は、通気緩衝シートに設けられた溝からこの脱気筒まで移動し、適切に排出されるといった仕組みとなっています。
湿気の逃げ道がないと、防水層を押し上げてしまい、膨れや破れなどのトラブルを引き起こす原因となるので、要注意です。
屋上防水と同様、高性能なウレタン防水材の重ね塗りを行い、十分な防水性能を発揮するために必要とされる塗膜の厚さを確保します。
重ね塗りをしたウレタン防水材をしっかり乾燥させたら、トップコートを塗って仕上げます。
トップコートは、紫外線や雨、汚れなど、劣化要因となるものから防水層を守るため、床表面に塗る塗料です。
そのため、防水層を長持ちさせるには、定期的なトップコートの塗り替えがポイントとなります。
いったん取り外していたベランダタイルを復旧したら、これまで行ってきた一連の防水メンテナンスの完成です。
なお、次回のブログでは、防水メンテナンス完成後の仕上がり状況について、現場調査時と比べながらご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
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