2024.10.10
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅にて、ベランダに施した植栽が原因となって起こっている雨漏りの調査についてお伝えいたしました。 今回は、雨漏り調査に基づいて実施するベランダ防水メンテナンスの最初の工程となる植栽や土の撤去について、その…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市天白区の施設建物の屋上で実施している通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水工事の脱気筒設置の様子をお伝えいたしました。
今回は、現場調査時に土砂がたまるなど激しく傷んでいた排水口部分に改修用ドレンを用いて行ったメンテナンスについて、その施工の様子をご紹介いたします。
▼前回までのブログ
・名古屋市天白区で施設建物の雨漏り調査、屋上防水に膨れや剥がれなどの著しい劣化
・名古屋市天白区の施設建物で行うウレタン塗膜防水とは?その特徴や工法を徹底解説
・名古屋市天白区で屋上防水メンテナンス、高圧洗浄とケレンや補修など下地処理の様子
・名古屋市天白区で通気緩衝工法による屋上防水工事、プライマー塗布と通気緩衝シート敷設
・名古屋市天白区で雨漏りがあった建物の屋上防水、通気緩衝工法による脱気筒の設置
現場調査の際、施設建物の屋上防水は著しく劣化しており、また、ドレンの周辺には土砂がたまって雑草が生えるなど、同様に激しいダメージを確認しています。
一般的に陸屋根の屋上防水は、ドレンまで雨水が集まるよう勾配がつけられています。
そして、ドレンは、集まってきた雨水を適切なルートで外部へと排出する重要な役割があります。
この重要な部分に詰まりや著しい劣化が生じると、排水不良や周囲へのダメージの拡大、さらには雨漏りを引き起こす原因にもなるので、十分な注意が必要です。
ちなみに、ドレンとは、一般的に、排水口に設置している部材のことをいい、または排水口そのものを指してそう呼ぶこともあります。
ひどく傷んでいた排水ドレン部に対し、しっかりと洗浄を行った後、改修用ドレンを設置して必要な機能の回復を図っていきます。
改修用ドレンとは、既存のドレンに差し込むように装着するドレンのことをいいます。
既存のドレンを大がかりな工事で撤去する必要がないので、低コストで、かつ安全なメンテナンスが行えることが特徴です。
改修用ドレンは、本体プレートとホースが一体化した形状となっていることが一般的です。
既存のドレンにホース部分を差し込み、本体プレートをハンマーで叩きながら下地の形状に合うように整えます。
本体プレートは、鉛などの柔らかい素材を使っているので、ハンマーを用いることで、比較的簡単になじませることができます。
改修用ドレンと下地を接着し、さらにプレートの周囲にテープを貼って段差を解消します。
この後は、改修用ドレンの上にも防水工事を施し、スムーズに雨水が流れる状態をつくって完成となります。
なお、次回のブログでは、屋上のパラペット立ち上がり部分に高強度ウレタン防水材を塗り重ねる施工の様子をご紹介したいと思います。
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