2024.10.29
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅にて実施しているパミール屋根へのカバー工事の棟板金および雨押え板金の取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、屋根カバー工事といっしょに行った雨樋の交換と鼻隠し塗装メンテナンスについて、その施工の…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅で実施した雨樋や破風、鼻隠しなど、付帯部への塗装メンテナンスの様子をお伝えいたしました。
今回は、庇板金やベランダ手すりなどに使用している鉄部に対する塗装メンテナンスについて、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区で築35年の住宅の屋根点検、陶器瓦本体や漆喰、木部などに劣化症状
・名古屋市緑区で漆喰詰め直し工事、劣化でひび割れなどがあった既存漆喰の取り除き
・名古屋市緑区の住宅で変色やひび割れ、欠けなどの劣化症状があった漆喰の詰め直し工事
・名古屋市緑区で変色など劣化した陶器瓦を専用塗料「トウキマイルド」で塗装!
・名古屋市緑区で雨樋のほか、破風や鼻隠しに使っている木部など付帯部への塗装工事
今回、メンテナンスを行っている住宅の屋外には、庇板金やベランダ部の笠木、雨押え板金など、多くの鉄部が使われており、これらに対しても塗装によるメンテナンスを行いました。
鉄部塗装を行うにあたって、まずは下地処理が非常に重要です。
下地処理とは、劣化した古い塗膜やサビ、その他不純物を、研磨用たわしやサンドペーパー、電動工具などを使って落とすことで、「ケレン」ともいいます。
また、塗装面に細かいキズを付けて塗料の付きをよくする、「目荒らし」としての作業でもあります。
この下地処理が不十分なまま塗装を行うと、下地面と塗料との密着性は得られないので、色むらや完成後の浮き、剥がれなどのトラブルの原因となることも珍しくありません。
適切に下地処理を行った後、金属用の下塗り塗料を使って下塗りを行います。
下塗りがしっかり乾燥したら、さらに金属用の上塗り塗料を使って上塗りを重ねて仕上げます。
劣化で失われていたツヤも甦り、サビ止めなど金属を保護する機能も回復して完成しました。
住宅の屋外で使用する鉄部は、劣化でサビが生じると、穴があいて雨漏りの原因にもなるので、入念なサビ対策を施しておくことが重要になります。
ベランダ部の笠木に対しても、庇板金と同様に適切な下地処理を施し、下塗りを行った後に上塗りを重ねて仕上げています。
下屋根と外壁の取り合い部に設置している雨押え板金にも、適切な手順を踏んで塗装を行っています。
雨押え板金のような板金役物を設置するような箇所は、雨漏りが起こりやすい部分でもあるので、とくに注意しておきたいところです。
よって、大事な家を長く使っていくためにも、定期的に点検を行い、状況に応じたメンテナンスを行うことが重要になります。
なお、次回のブログでは、メンテナンス完成後の仕上がりについて、工事前と比べながらご紹介したいと思います。
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