
2025.06.17
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、日進市の築後50年が経過する住宅にて実施している美観塗装リノベーションの陶器瓦への塗装の様子をお伝えいたしました。 今回は、陶器瓦塗装と同時に行った軒天や破風板に対する塗装工程について、その施工の様子をご紹介したいと思…

今回、窯業系サイディング仕上げの外壁に対する塗り替え工事を行っており、前回までのブログにて、外壁および軒天への塗装の様子をお伝えいたしました。
また、今回の外壁塗り替え工事では、鼻隠しや雨樋などに対しても塗装を行っているので、その様子についてもご紹介していきたいと思います。
鼻隠しの施工前状況です。
鼻隠しは、屋根構造を隠しつつ、雨樋を固定する下地としての重要な役割を担っているので、塗り替えなどの定期的なメンテナンスにより、正常な状態を保っていくことが重要になります。
必要な下地処理の後、カチオンシーラーによる下塗りを行っています。
ちなみに、カチオンとは、正のイオンを帯びた陽イオンのことをいいます。
一方で、負のイオンを帯びた陰イオンのことをアニオンといい、アニオンの状態にある下地にカチオン系の下塗り材を塗布することで電気的な結合力が加わり、より強い下地を形成することができるわけです。
下塗りが乾燥した後、上塗り用塗料を用いて2回の重ね塗りで仕上げます。
続けて、雨樋への施工も行っていきます。
雨樋は、屋根に降ってきた雨水を集め、外部へと排出する重要な役割を担っており、こちらも、定期的なメンテナンスで正常に機能する状態を保っていくことが重要になります。
まずは、サンドペーパーを使ってケレンによる下地処理を行います。
ケレンを丁寧に行うことで、雨樋表面の不純物を削り落とすとともに、表面に細かいキズを付けて塗料の付着性を高めることが可能となります。
上塗り用塗料を用いて2回の重ね塗りで仕上げます。
雨樋および鼻隠しへの塗装工程の完了です。
適切な下地処理と複数回の重ね塗りにより、光沢のある美しい仕上がりとなっています。
また、雨樋や鼻隠しなどの付帯部には、外壁と異なる濃色を使用したことで、アクセントが効いたメリハリのある外観をつくることができました。
なお、次回のブログでは、基礎の土台水切りに対する塗装工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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