
2025.01.11
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、日進市の会社倉庫として利用されている古民家への修繕工事にて実施したラバーロック工法による瓦のズレ対策の様子をお伝えいたしました。 今回は、現場調査時に著しい劣化があった屋根の谷板金取り替えと棟裏部分などへの漆喰補修につ…

こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅で陶器瓦の本体や漆喰、その他木部などに多くの劣化を確認した屋根点検の内容をお伝えいたしました。
今回は、雨樋点検に基づいて実施する漆喰詰め直し工事において、劣化で傷んでいる既存の漆喰の取り除き作業について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区で築35年の住宅の屋根点検、陶器瓦本体や漆喰、木部などに劣化症状
古くから日本家屋の屋根には、陶器瓦などの瓦材が多く用いられてきました。
そして、それら瓦材を固定し、さらに雨水の侵入を防ぐといった重要な役割を担っているのが漆喰です。
陶器瓦などの瓦材は、非常に高い耐久性を有していますが、漆喰の寿命は15〜20年程度が目安となります。
漆喰が著しく劣化してしまうと、瓦の固定や防水といった重要な役割を果たせなくなるので、瓦材がズレたり、あるいは雨漏りを引き起こしたりすることも少なくありません。
そのため、瓦屋根は丈夫だからとメンテナンスを怠るのではなく、漆喰の劣化についても目を光らせ、状況に応じた対応を検討することが重要なのです。
現場調査の際、屋根瓦に漆喰は、ひどく劣化が進んでおり、変色やひび割れ、欠けなどの症状が確認できました。
そのため、漆喰の詰め直しによるメンテナンスを行っていきます。
まずは、劣化した既存の漆喰の取り除き作業からです。
道具を使って古い漆喰を丁寧に取り除いていきます。
ちなみに、取り除いた漆喰の奥に見えるのは、土台となっている葺き土です。
漆喰が著しく劣化して雨水が侵入するようになると、この葺き土にまで影響が及ぶようになります。
そして、土台がダメージを負ってその機能を失うと、瓦が崩れてしまうこともあり、そうなると雨漏りにつながるケースもあります。
漆喰の取り除き作業が終わったら、しっかりと清掃を行うことも重要です。
ゴミなどが残ったまま、漆喰を詰めると、接着性を阻害するので、早々に剥がれてしまうといった不具合を引き起こす原因にもなってしまいます。
なお、次回のブログでは、今回の続きとなる新しい漆喰詰めの施工の様子をご紹介したいと思います。
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