2024.06.12
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、海部郡飛島村の雨漏りしていた工場建物で実施している屋根カバー工事のガルバリウム鋼板製の折板屋根本体張り施工の様子をお伝えいたしました。 今回は、折板屋根本体の張り施工後に行った棟やケラバへの板金役物設置の様子と屋根カバ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市天白区の波板が飛散した工場プラント室で実施した現場調査の内容をお伝えいたしました。
今回は、現場調査の結果に基づいて行う波板張り替え工事に関して、その仕上げ材である塩ビ波板とはどのようなものなのか徹底解説したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市天白区で塩ビ波板が飛散した工場プラント室の現場調査、張り替えで強風対策
そもそも塩ビ波板とは、その名の通り、塩化ビニール樹脂でつくられた波板のことをいいます。
塩ビ波板は、今回のような工場プラント室や倉庫といった小規模な建物の外壁や屋根のほか、住宅のベランダの屋根などに幅広く使われています。
ちなみに、近年、波板の素材として最も多く使われているものといえばポリカーボネート製ですが、それ以前に主流だったのが塩ビ製です。
塩ビ波板には、以下の通り大きく2つの種類があります。
・塩ビ波板
・ガラスネット入り塩ビ波板
塩ビ波板は、最も一般的な塩化ビニール製の波板で、過去には広く使用されていたものになります。
非常にコストが安く、施工性がよいなど、誰にでも扱いやすい材料ではあるものの、耐久性という面ではかなり劣るという点では注意しておく必要があります。
塩ビ波板の期待耐用年数は1~3年程度です。
ガラスネット入り塩ビ波板は、通常の塩ビ波板の中に特殊なガラスネットを入れて強度を増したものになります。
通常の塩ビ波板よりも、耐荷重性や耐衝撃性高めているほか、準難燃性であるなど、優れた面はあるものの、通常の塩ビ波板と比べて耐久性が劇的に高いというわけではないので、その点では注意しておく必要があります。
ガラスネット入り塩ビ波板の期待耐用年数は5年程度です。
ちなみに、現在主流となっているのはポリカーボネート製であり、高い透明性や耐衝撃性など、塩ビ波板よりも多くの優れた性能を備えていることが特徴となっています。
期待耐用年数も10年以上と、長期間柔軟性を保ち、割れにくいといったことなどもこの素材の魅力です。
なお、次回のブログでは、塩ビ波板張り替え工事について、実際の施工の様子をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
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