
2025.04.26
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の雨漏りが発生している会社倉庫建物の外壁サッシまわりに対するコーキング打ち替え工事の様子をご紹介いたしました。 今回は、屋上パラペット部の劣化で傷んでいたコーキングの除去作業について、その施工の様子をご紹介…

こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区の倉庫建物にて発生している雨漏りに関し、屋上のパラペット部が原因となって起こる雨漏りがなぜ多いのか、その理由を解説いたしました。
今回は、その屋上パラペットなどへ行うコーキング打ち替えによる雨漏り修理の進め方についてご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区の倉庫建物で雨漏り調査、屋上パラペットやサッシまわりでコーキング切れ
・名古屋市緑区の倉庫建物屋上で雨漏りが発生、パラペットで雨漏りが多い理由を解説
今回、会社の倉庫建物で発生した雨漏りを修理するため、屋上パラペットや外壁サッシなどのコーキングの打ち替えを行っていくことが決定しています。
なお、現場調査の際には、屋上パラペット部周辺および外壁サッシのコーキングが激しく劣化し、切れてしまっているような箇所を複数確認しています。
パラペット部や外壁サッシまわりに打設しているコーキングは、雨水の侵入を防止することをおもな目的としているので、これが劣化して機能を失うと、建物内へ雨水が入り込み、雨漏りを引き起こす原因となります。
また、コーキングは、10年程度を目安に打ち替えが必要とされているので、定期的なメンテナンスにより、防水機能を維持し続けていくことが重要です。
コーキングの打ち替えは、ただ実施すればよいわけではなく、正しい手順で行わないと、必要な性能は得られません。
そこで、コーキング打ち替えの正しい手順について、簡単にご紹介したいと思います。
今回行うコーキング打ち替えは、大きく以下の手順にて進めていきます。
・古いコーキングの除去
・掃除
・マスキングテープの貼り付け
・プライマー塗布
・コーキング材の充填
・ヘラ押さえ
・マスキングテープの除去
カッターなどの道具を使って、古いコーキングをできるだけきれいに取り除きます。
コーキングを取り除いた部分をきれいに掃除します。
ゴミが残ったままでは、新しいコーキングがうまく接着せず、不具合を引き起こすことがあります。
コーキングがはみ出して汚れるのを防止するため、マスキングテープを貼り付けます。
マスキングテープは、そのまま仕上がりのラインとなるので、まっすぐ貼り付けることが重要になります。
コーキングを打設する部分にハケを使ってプライマーを塗布します。
プライマーは、接着剤の役割を果たす下塗り材なので、これが不十分だと密着不良による早期剥がれの原因になります。
新しいコーキング材を隙間に押し込むように充填します。
ヘラを使ってコーキングの表面を押さえながら整えます。
コーキングが硬化する前にマスキングテープを取り除きます。
その後、適切な養生期間を置き、コーキングが硬化したら打ち替えの完成です。
なお、今回の打ち替え工事は、変成シリコンタイプのコーキング材を用いて行っていきます。
次回のブログでは、変成シリコンコーキングの特徴について、解説してみたいと思います。
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