名古屋市南区にお住まいのお客様から、雨樋から水が漏れるので見て欲しいと連絡がありました。

雨樋は住まいにおいてとても重要な役割を果たします。

降ってきた雨を雨樋を通して、地上や地下に排水させる機能を持ちます。そのため雨樋が無かったり、雨樋に不具合があると、雨漏りがぐんっとしやすくなるのです。

お家の外壁の隅に伝っている雨樋が実際にあるのと無いのとでは何が違うの・・・？となかなかその被害想像つきづらい方も多いと思います。より詳しく雨樋の必要性を記述していますのでこちらをご覧ください。☞雨樋工事でお家を雨から守る！！

今回点検させていただいたお家はまだ、築１年ということですので、施工不良かとは思いますが、まずはお伺いし、状況を確認させて頂きます。

お客様に話を伺いながら、漏れている場所を確認致します。

ジョイントの部分と、雨樋の端の部分の２箇所が汚れているのが確認できました。

こちらは、ジョイント部分の写真です。

屋根の設計が、軒の無い屋根形状ですので、水が漏ってしまうと、外壁に影響を及ぼしてしまうので、雨樋の役目は大事です。

昨今のお家では軒先が無かったり短いお家は多くみられます。軒先が短いお家はスタイリッシュな外観なうえ、室内のスペースが広く取れることと施工費用が安く済むとメリット尽くしで人気が高いです。

しかし、軒先が短いお家は通常の軒先がある一般的なお家に比べ雨漏りのしやすさはなんと5倍も上がってしまうのです。

軒先があることにより、屋根から伝う雨水が外壁に当たることも少なくダメージを受けにくいですが、軒先が無いと雨水はダイレクトに外壁に受けることになり、ダメージをもろに受けることになり負担がかかりやすくなります。

また外壁にダイレクトにかかってしまうという事は、サッシ（窓）の接合部からも雨漏りがしやすくなるといったリスクもあります。軒先が短い・無いお住いは定期的にメンテナンスが必要であり、傷んでいる部分や劣化が見られる部分の補修を怠らないことがお家を守っていく要になります！　

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前述長くなってしまいました・・・

下からは、だいたい確認できましたので、次は、屋根に上ってみていきます。

屋根にのぼったところです。

雨樋の詰まりはないようです。

雨樋の落ち葉や落ち葉以外での雨樋の詰まりは、住まいの大敵です！！

雨樋はお住いの大敵である雨水を一手に引き受け、お住いを守ってくれる部材なのです！そんな役割・役目を果たす雨樋に落ち葉が詰まっていたり、不具合があるまま放っておくと、排水しきれなくなった雨水により外壁が汚れてしまったり、他の部材に影響を及ぼしたり、はたまた雨漏りを誘発してしまうなんていう大きな被害にまで発展してしまうリスクがあります。

点検した場所によっては、雨樋の中に、葉っぱがぎっしり詰まっている事もあります。落ち葉や雨樋の詰まりを侮ってはいけません。

直接見る事が出来ない場所ですので、注意が必要です。

雨樋の詰まりの対策をし防止しましょう！☞雨樋の詰まりにお悩みの方へ、落ち葉除けネットがお勧めです

下から見て汚れていたジョイントの部分です。

やはり、ジョイントの所から漏れているようですね。

水が流れた際に、溜まっていたほこりがジョイントの部品の周りに集まっています。

雨樋の端の部分も汚れている所がありますので、ここも水がもれているようです。

雨樋だけではなく、壁との隙間からも水が流れた跡があるようですので、雨樋工事しないといけないようです。

雨樋の不具合をそのまま放置した場合、その影響はお住い全体に及ぶ可能性があります。

雨樋の寿命や交換のタイミング、雨樋工事において補修が最適であるか、交換が必要なのか。専門のプロに見てもらい一緒に相談して決めるようにしましょう！