こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。

前回のブログでは、スレート屋根のコロニアルが落下した名古屋市緑区の住宅において、修理のために行った仮設足場設置工事の様子をお伝えいたしました。

今回は、スレート屋根の修理費用を火災保険でカバーするための条件について、徹底解説したいと思います。

▼前回までのブログ
・名古屋市緑区で屋根材のコロニアルが落下、修理のためのドローン調査、火災保険の適用も検討
・名古屋市緑区で落下したコロニアル屋根の部分張り替えを行うための仮設足場の設置工事

スレート屋根の修理費用を火災保険でカバーするための条件

今回、修理を行う住宅の屋根はコロニアル仕上げとなっており、そのうち1枚が落下しているとのことで点検依頼をいただきました。

ドローンによる点検を行ったところ、実際に抜け落ちている箇所を確認しています。

そのため、火災保険を申請し、屋根の修理を行っていくことになりました。

屋根材の飛散のようなトラブルは、火災保険が適用されるケースがあり、その場合は自己負担を抑えながら修理を行うことが可能となります。

火災保険を適用して、スレート屋根の修理を行うには一定の条件を満たさなくてはなりません。

その条件とは、まず火災保険の補償対象であることです。

火災保険の補償対象は、保険会社によって違いはありますが、一般的には以下のような災害になります。

・火災

・風災

・雪災

・雹（ひょう）災

例えば、台風時の強風でスレート屋根が飛ばされてしまったなど、自然災害による被害を受けた場合は、元通りに復旧するための費用を火災保険で賄える可能性があるということです。

ちなみに、被害が自然災害ではなく、経年劣化や施工不良が原因で起こったものだと判断された場合は、火災保険の補償対象にはなりません。

あくまでも自然災害による被害であることが、その修理費用について火災保険の適用を受ける条件となります。

また、火災保険によって補償内容は異なるので、屋根の被害を受けたら、まずは加入している火災保険の内容を確認することが重要です。

また、火災保険を適用して屋根の修理を行うには、保険会社への申請が必要となります。

そして、その申請は、工事業者に見積りや調査を依頼し、必要書類を揃えて行わなくてはなりません。

そのため、火災保険を利用した屋根工事に詳しい工事業者に依頼することがポイントであり、またそうすることで大きな安心につながります。

弊社では、火災保険を利用した屋根工事の実績も多く、適切にサポートしながら工事を進められるので、ぜひお気軽にご連絡ください。

なお、次回のブログでは、実際のコロニアル屋根部分張り替え修理の様子をご紹介したいと思います。