2025.01.11
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、日進市の会社倉庫として利用されている古民家への修繕工事にて実施したラバーロック工法による瓦のズレ対策の様子をお伝えいたしました。 今回は、現場調査時に著しい劣化があった屋根の谷板金取り替えと棟裏部分などへの漆喰補修につ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市緑区の住宅において実施したいぶし瓦屋根の点検について、その内容をご紹介したいと思います。
今回、屋根点検を行うのは、瓦屋根の住宅で、経年劣化にともなう点検のご依頼をいただいたことがきっかけとなります。
早速、ドローンを使って屋根の点検を行っていきましょう。
住宅の屋根に使用されているのは、いぶし瓦と呼ばれる瓦材です。
そもそもいぶし瓦とは、粘土を高温で焼き上げた後に、燻す(いぶす)工程を加えたものをいいます。
いぶし瓦は、燻化工程のときにつくられる炭素膜に表面が覆われることで、独特の風合いを持つ魅力的な仕上がりとなることが大きな特徴です。
ちなみに、よく耳にする「いぶし銀」とは、燻してできる銀色のように、一見華やかさはなくても、独特な魅力や実力が備わっている人、あるいはモノを指していいます。
屋根を上空から見てみると、いぶし瓦には、経年にともなう色ムラが生じている様子が確認できます。
いぶし瓦は、経年にともなって表面に覆われている炭素膜が剥がれ、徐々に色ムラが生じるようになります。
しかし、色ムラが生じても、瓦の耐久性に大きな影響はないとされており、むしろ趣が増すと好意的に捉えられることも少なくありません。
今回の屋根点検では、大棟部の漆喰に色あせやひび割れなどの劣化が確認できました。
この結果を受け、既存の漆喰を新しく詰め直していくメンテナンスを実施することが決定しています。
なお、この漆喰詰め直しメンテナンスの様子は、次回からのブログにてご紹介していきますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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