2024.10.30
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅にて実施しているパミール屋根へのカバー工事といっしょに行った雨樋交換と鼻隠し塗装の様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきた劣化にともなう屋根メンテナンスの完成後の出来栄えについてご紹介し…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市天白区の住宅で実施する屋根カバー工事の施工方法のひとつである立平葺きの特徴などをお伝えいたしました。
今回は、金属屋根を用いた立平葺きや棟板金設置などの仕上げ工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市天白区で住宅購入後メンテナンスの現場調査、カバー工事やポリカ交換が決定
・名古屋市天白区のカバー工法メンテナンス、雪止め金具や棟板金の撤去と防水シート張り
・名古屋市天白区で金属屋根を用いたカバー工事、立平葺きの特徴や施工の様子
経年劣化が進み、色あせや塗膜剥がれ、カビなどの症状が見られたスレート屋根に対し、カバー工法によるメンテナンスを行っています。
なお、カバー工法メンテナンスは、既存のスレート屋根に改質アスファルトルーフィングを張った後、板金役物を設置したところまでが完了しています。
今回のカバー工法メンテナンスでは、耐久性の高い金属屋根を使い、「立平葺き」にて施工を行っていきます。
「立平葺き」とは、長尺な金属屋根を使い、屋根の棟から軒先に対して縦葺きで仕上げる施工方法のひとつです。
ちなみに、縦葺きの代表的な施工方法には、「立平葺き」と「瓦棒葺き」が挙げられます。
「瓦棒葺き」とは、芯木と呼ばれる木材を屋根材の継ぎ目部分に配置し、そこに板金部材を取り付けて固定する施工方法で、過去には主流としてよく行われていました。
一方、「立平葺き」は雨水の影響で腐ってしまう木材を使用せず、また耐久性の高いガルバリウム鋼板などの金属だけで構成されているので、雨漏りのリスクを最小限に抑えた方法になります。
金属屋根本体の施工が完了しました。
さらに、屋根の頂上にあたる棟部に樹脂製の貫板を取り付け、その貫板に対して棟板金を設置して仕上げていきます。
棟板金を設置したら、その一部に空気を排出する穴を設け、換気棟の取り付けも行っています。
換気棟とは、屋根裏にこもった熱や湿気を外部に排出するための部材であり、屋根裏で発生する結露を抑え、構造部へのダメージを防ぐ効果が期待できます。
金属屋根を用いた立平葺きによるカバー工事の完成です。
非常にシンプルですっきりとした仕上がりを実現するとともに、建物を傷める最大の要因である雨漏りを効果的に防ぐ屋根ができあがりました。
なお、次回のブログでは、バルコニーの屋根に設置していたポリカーボネート平板の交換と、メンテナンス完成後の仕上がり状況について、ご紹介したいと思います。
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