こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。

前回のブログでは、名古屋市天白区の住宅にて実施する外壁塗装工事の高圧洗浄作業とケレン処理の様子をお伝えいたしました。

今回は、現場調査時に激しく色あせていたトタン外壁に対し、シリコン塗料を用いて行った塗装工事について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

▼現場ブログ
・名古屋市天白区で瓦屋根の現場調査、トタン外壁やその他付帯部に色あせやサビなどを確認
・名古屋市天白区でトタン外壁の塗装工事、事前に行った高圧洗浄作業とケレン処理

シリコン塗料を用いた外壁塗装工程

前回、塗装工程に入る前の下準備として、高圧洗浄と下地処理までが完了しています。

これら下準備を終え、洗浄水を十分に乾燥させたら、いよいよ外壁塗装工程に入っていきます。

外壁塗装工程は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本であり、これが守られないと下地に密着した強い塗膜づくりは行えません。

今回も、3回の重ね塗りにて適切に工程を進めていきます。

まずは、下塗りです。

金属製の仕上げ材に対する塗装工事の下塗りは、下地面と中塗りおよび上塗りとの接着性を高めるとともにサビ止め効果のある塗料を使用します。

下塗りが不十分だと完成後の不具合につながるので、塗り漏れのないよう、ハケやローラーを使い分けながら丁寧に塗装します。

中塗りと上塗りは、同じ塗料を使って行います。

今回使用したのは、外壁塗装の塗料のなかで最も定番ともいえるシリコン塗料です。

シリコン塗料は、主要成分にシリコン樹脂を含んでいる塗料のことをいい、耐久性などの性能面と材料コストのバランスが非常によいことが特徴となっています。

ちなみに、その耐久年数は10～13年程度が目安となるなど、コストパフォーマンスを重視する方には非常におすすめの塗料です。

また、軒天にも同様に塗装を行っています。

軒天は、雨水の直接的な影響は受けにくいものの、太陽光が当たらず、湿気がこもるので、傷みやすい場所のひとつです。

そのため、外壁塗装など、足場を設置するメンテナンスの際には、いっしょに塗装を行い、性能維持を図っていくことが重要になります。

トタン外壁への3回塗りによる塗装工事が完了しました。

なお、今回の外壁塗装工事では、破風板やシャッター、換気フードなど、その他鉄部への塗装も行っています。

これら鉄部塗装の様子については、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。