2024.07.25
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 今回は、名古屋市天白区の住宅にて、屋根のカラーベストの一部が落下し、さらに雨漏りが生じてしまった状況の確認をした現場調査について、その内容と応急処置の様子をご紹介いたします。 住宅の屋根調査と応急処置の様子 今回の屋根調査は、屋根仕上げ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、日進市において、サンルームのポリカ屋根をカバー工法で補修するにあたってまず行った下地づくりの様子をお伝えいたしました。
今回は、ポリカーボネートのおもな特徴やポリカ波板を施工するときのポイントなどについて、ご紹介したいと思います。
▼現場ブログ
・日進市のサンルームで割れなど劣化したポリカ屋根補修の現場調査で状況を確認
・日進市で激しく傷んだサンルームのポリカ屋根をカバー工法で補修、まずは垂木で下地づくり
そもそもポリカーボネートとは、加熱することで軟化する熱可塑性プラスチックの一種であり、その優れた特徴からさまざまな用途で利用される材料です。
ポリカーボネートの優れた特徴とは、まず耐久性の高さが挙げられます。
その本体は、紫外線や熱に強く劣化しにくいうえ、荷重がかかっても破損しにくいといった強靭性があります。
また、透明性の高さも特徴のひとつです。
ポリカーボネートは、太陽光を遮ることなく優れた採光性が期待できるので、物干しスペースとなるようなサンルームやベランダの屋根などに非常に適しています。
今回のサンルームのポリカ屋根の補修は、既存の屋根の上に下地を設け、さらにその下地に波板を施工する、カバー工法で行っていきます。
ポリカ波板を施工するうえで注意しておきたいポイントについて、簡単にご紹介いたします。
ポリカ波板を複数枚使用する場合、その重なり部分ではとくに雨漏りが起こりやすいので、必ず守るべきポイントがあります。
まずは、重ね代は2.5山以上確保しなくてはならないという点です。
重ね代が十分でないと、雨水が侵入する可能性が高まります。
また、重なり部分の下側に位置する波板は、その端の山が上向きになるよう設置しなくてはなりません。
このことも雨漏りを防ぐうえで、必要な措置となります。
ポリカ波板は、下地に対して波板用のビスや釘などの留め具で固定しますが、その打ち方にもポイントがあります。
まず、留め具のピッチは5山以内に打って固定します。
また、ポリカ波板の山の部分に留め具を打って固定しなくてはならないという点も重要です。
谷の部分で固定すると、雨水の流れを阻害するので、雨漏りの原因となってしまいます。
ポリカ波板には表と裏があり、メーカーの定める通り、正しく施工することが重要なポイントです。
これを間違うと、十分な耐久性は得られません。
基本的に、材料本体に表と裏がわかるシールが貼られていることが多いので、その表記に則って施工します。
サンルームのカバー工法による補修工事は、下地までが完成しています。
この後は、この下地の上にポリカ波板を張って仕上げていきますが、この施工の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
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