2025.12.05
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市港区の住宅屋根棟瓦取り直し工事において実施した樹脂垂木の取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、取り付けた樹脂垂木の周囲に漆喰材を塗り付けて新たな棟の土台部をつくっていく工程について、その施工の様子をご紹…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市港区の住宅屋根にて実施している棟瓦取り直し工事の漆喰材を用いた新たな棟の土台づくりの様子をお伝えいたしました。
今回は、新たに設けた土台に対し、取り外していた冠瓦を再設置していく工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
棟の漆喰は、瓦の固定や防水などの役割を担っていますが、雨や風、紫外線の影響を受けやすく、時間の経過とともに必ず劣化が進行します。
漆喰の劣化を放置すると、瓦のズレや落下、あるいは雨漏りといった深刻なトラブルにつながる恐れがあるので、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。
ちなみに、漆喰の寿命は15〜20年程度とされており、劣化の状況に応じて「詰め直し」や「取り直し」などの方法でメンテナンスを行っていくことが一般的となっています。
なお、今回は、既存の棟瓦を取り外し、土台部分をつくり直したうえで復旧する棟瓦取り直し工事を行っており、前回までに、新規土台の再構築が完了しています。
この後は、取り外していた冠瓦を設置し、復旧していく仕上げの工程となります。
冠瓦の設置の状況です。
土台の樹脂垂木に効かせるよう、パッキン付きステンレスビスでしっかりと固定します。
樹脂垂木は、雨水の影響を受けても腐ることがないので、長期にわたって冠瓦を固定しておくことが可能となります。
また、冠瓦の端部と瓦屋根とが干渉する部分には、漆喰材を詰め込み、しっかりと雨仕舞を行っています。
冠瓦の設置が完了しました。
なお、今回は、棟だけでなく、ケラバの袖瓦についても取り直しを行っています。
次回のブログでは、袖瓦取り直し工事の既存袖瓦の取り外しと下地の劣化状況について、ご紹介したいと思います。
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