2024.10.29
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅にて実施しているパミール屋根へのカバー工事の棟板金および雨押え板金の取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、屋根カバー工事といっしょに行った雨樋の交換と鼻隠し塗装メンテナンスについて、その施工の…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅にて実施する外壁カバー工事の仮設足場の設置の様子をお伝えいたしました。
今回は、既存のモルタル外壁に対して行った透湿防水シートの施工の様子のほか、その重要な役割や施工ポイントについて、徹底解説したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区にて隣家の解体によって外壁のモルタル下地が露出した住宅の現場調査
・名古屋市緑区で外壁モルタルカバー工法メンテナンス、外壁1面にのみ仮設足場を設置
今回の外壁カバー工事は、隣家の解体により、外壁のモルタル下地が露出してしまったために行う措置になります。
外壁カバー工事は、既存の外壁の上にガルバ角波板金を被せて仕上げますが、まずは下地工事から行っています。
既存下地の上に透湿防水シートを張っています。
ちなみに、透湿防水シートとは、外部からの水分の侵入を防ぎながらも、内部からの湿気は通すといった、その名の通り防水性と透湿性を兼ね備えたシートです。
透湿防水シートの優れた性能により、建物構造や室内環境を効果的に保護することが可能となるので、新築やリフォームに関係なく、外壁工事には欠かせない材料となっています。
透湿防水シートは、下端からスタートし、規定以上の幅を重ねながら、上へと張り上がっていきます。
そして、湿防水シートの1段目は、先行して取り付けている水切りにかかるように張るということも重要です。
そうすることで、外壁材仕上げ材の裏側に回り込んだ雨水が土台部に流れることなく、外部へと排出できるようになります。
また、透湿防水シートは、表と裏を逆に張ってしまうと防水性と透湿性が逆に作用してしまいます。
そのため、正しい向きで使用するということも重要です。
また、しわやたるみがあると、通気性を阻害する恐れが生じるので、ピンと張った状態で施工することもポイントとなります。
透湿防水シートを張り終えた後には、胴縁を取り付け、ガルバ角波板金を被せて仕上げていきます。
なお、次回のブログでは、透湿防水シートの上に取り付ける胴縁の重要性などについて、詳しくご紹介したいと思います。
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