2024.11.22
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅にて、平板瓦屋根の棟部などにさまざまな劣化症状を確認した屋根点検の内容をお伝えいたしました。 今回は、屋根点検の結果を受けて実施する棟瓦取り直し工事の施工手順とポイントなどについて、詳しく解説したいと…
住宅の屋根の劣化状況について、ドローンを用いた点検を行いました。
ドローンによる屋根点検は、多くのメリットを得られます。
例えば、屋根の上など、リスクのある場所に行く必要がなくなるので、点検員の安全が確保され、労働災害を未然に防止できます。
また、ドローンは、建物全体を自由に移動できることから、急勾配の屋根や狭いスペースなどでも簡単に点検することが可能です。
さらには、お施主様とリアルタイムで情報を共有できるうえ、過去データとの比較を行うことで、建物のコンディションの変化もすぐにわかります。
今回行った屋根点検では、棟瓦を固定している釘が以前よりも緩んでおり、抜け始めている様子が確認できました。
棟瓦は、下地となる木材に釘やビスを打ち込んで固定していますが、この下地が雨水などの影響を受けて劣化すると、固定力の衰えにより、緩んで浮いてくることがあります。
そうなると、さらに下地の劣化が進んでしまい、その結果、釘が抜け落ちてしまうと、棟瓦そのものが脱落してしまう恐れがあるので注意が必要です。
また、棟瓦を固定する漆喰にも以前の点検時より変色が進んでいることを確認しています。
屋根で使用する漆喰は、経年とともに雨水の浸透や紫外線などの影響を受けるようになると、徐々に変色していきます。
さらに劣化が進むと、割れや剥がれ落ちなどから棟瓦を固定する力が衰え、歪みや脱落につながるので、そうなる前に適切なメンテナンスを行うことが重要です。
今回のドローンを用いた屋根点検では、棟瓦の釘の浮きや漆喰の変色などの劣化症状が確認できました。
この結果から、棟瓦をいったん取り外し、漆喰などの下地をつくり直して再度棟瓦を積み直す、棟瓦取り直し工事を行っていきます。
なお、この棟瓦取り直し工事の様子については、次回のブログで詳しくご紹介したいと思います。
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