2024.10.05
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅で実施した屋根カバー工事の棟部への樹脂製貫板と棟板金の取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきた屋根カバー工事の完成後の仕上がりについてご紹介したいと思います。▼前回までのブログ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市天白区のスレート屋根が落下した住宅において実施した、屋根調査の内容をお伝えいたしました。
今回は、屋根調査に基づいて行う「シーガード工法」とはどのようなメンテナンス方法なのか、その特徴などを深掘り解説したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市天白区でカラーベストが落下した住宅屋根の現場調査、シーガード工法を提案
前回、スレート屋根の一部が落下したとのご相談があり、現場調査を行ったところ、スレート屋根の割れのほかにも、全体的な色あせや複数箇所に浮きの症状なども確認できました。
今回、現場調査を行った住宅は築10年程度であり、既存の防水シートの耐久年数もまだあると判断し、シーガード工法を行ってことが決定しています。
「シーガード」は、スレート屋根専用のカバー工法用の屋根材であり、スレート屋根とぴったりサイズとなっているので、施工しやすいことも特徴です。
棟側からスタートし、スレート屋根に接着剤を塗布して「シーガード」をスレート屋根の上下勘合部に差し込むように施工します。
また、専用接着剤を使用し、釘やビスで既存屋根に穴をあけない方法であることから、施工に起因する雨漏りを心配する必要もありません。
スレート屋根は、比較的耐久性が低く、10年程度を目安に塗り替えやカバー工法などのメンテナンスを行っていかなくてはなりません。
一方、「シーガード」は、ガルバリウム鋼板製であり、非常に耐候性に優れるので、スレート屋根よりもメンテナンスサイクルを長く設定できることも魅力です。
なお、次回のブログでは、シーガード工法によるメンテナンスを行うための足場設置と、足場完成後にあらためて確認したスレート屋根の劣化状況について、ご紹介したいと思います。
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