2024.11.12
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅で実施したカーポート折板屋根塗装メンテナンスにて、断熱塗料の「ガイナ」を用いた仕上げ塗装の様子をお伝えいたしました。 今回は、折板屋根塗装メンテナンス完成後の仕上がりについて、現場調査のときの状況と比…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市天白区の住宅にて、カーポートの折板屋根に施している断熱材のペフが著しく劣化している状況を確認した現場調査の内容についてご紹介いたします。
このたび行った現場調査は、劣化で落ちてきたカーポートのペフが車に付着して困っているとのご相談をいただいたことがきっかけとなります。
今回、現場調査を行うのは、カーポートの折板屋根の内側に貼り付けてある「ペフ」というスポンジ状の断熱材の劣化についてです。
カーポートに使用する折板屋根には、このペフが施されていることが多く、その目的とは、おもに結露の防止です。
空気中には、一定量の水分を水蒸気として含むことができますが、その量は温度が高くなるほど多く、低くなるほど少なくなります。
この空気中に含むことのできる水蒸気の最大量が飽和水蒸気量です。
折板屋根の本体は、熱伝導率が高く、結露対策が施されていない屋根であれば、屋根の上側が急激に冷えるとその反対側にも冷気がすばやく伝わります。
そうなると屋根の下側の空気も冷やされるので、飽和水蒸気量も低下するとともに、蓄えていた水蒸気が押し出されるように水滴となって表面に現れます。
この現象が結露であり、このときの結露水が車の上に落ちてくると水垢となって目立つなど、面倒なことになるケースも少なくありません。
その結露を防止するために設置されているものがペフというわけです。
折板屋根のペフは、劣化して全体的にひび割れており、また一部に剥がれなども見られます。
劣化したペフが剥がれると、落下して車に付着したり、あるいは近隣へ飛んでいったりするので、とてもやっかいです。
一般的に、ペフは、直射日光は当たりにくいものの、土間コンクリートやアスファルトからの照り返しによりダメージを受け、10年程度で寿命を迎えるといわれています。
ところが、折板屋根のペフは、劣化してボロボロになっても、新しいものと貼り替えることはできません。
おもなメンテナンス方法といえば、屋根そのものを交換する方法のほか、劣化したペフを取り除き、断熱材を吹き付ける方法、そして断熱塗料で塗装する方法などが挙げられます。
今回の現場調査では、カーポートの折板屋根の結露防止を目的とするペフが劣化し、ボロボロになっていることが確認できました。
この結果をもとに、傷んだペフを取り除き、断熱塗料である「ガイナ」を用いた塗装によるメンテナンスを行っていきます。
なお、これらメンテナンスの様子については、次回からのブログにて詳しくご紹介したいと思います。
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