こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。

前回のブログでは、名古屋市天白区の住宅にて、ALC外壁に色あせや塗膜剥がれ、カビ、ひび割れなど、さまざまな劣化症状を確認した現場調査の内容をお伝えいたしました。

今回は、現場調査の結果に基づいて行う外壁塗装工事の足場設置と高圧洗浄の工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。

▼前回までのブログ
・名古屋市天白区でALC外壁の塗膜剥がれやコーキングひび割れを確認した現場調査

ALC外壁塗装工事の足場設置

前回の外壁調査では、色あせや塗膜剥がれ、カビ、ひび割れなど、さまざまな劣化症状を確認しており、その結果に基づいて塗装工事を行うことが決定しています。

外壁塗装工事は、高所作業となるので、まずは足場の設置から行っています。

足場設置の完了状況です。

足場の周囲に張ったメッシュシートは、この後に行う高圧洗浄の洗浄水や塗料などの飛散を防止すること、また、工具の落下時に足場の外へ影響が及ぶのを阻止することなどがおもな目的です。

ALC外壁塗装工事の高圧洗浄

足場の設置が完了した後には、塗装を行う外壁や付帯部などに対し、専用の高圧洗浄機を用いて洗浄作業を行います。

高圧洗浄により、前回の外壁調査で明らかとなった経年劣化によりダメージを負っている古い塗膜やカビ、そしてこれまでこびり付いてきた頑固な汚れなどを洗い落していきます。

足場の上から改めて建物を確認してみると、そのダメージや汚れ具合がとてもよくわかります。

ALC外壁のほか、雨樋や鼻隠し、破風板、ベランダ防水などに高圧洗浄を行っています。

ちなみに、苔やカビなどが繁殖している場合は、高圧洗浄を行っても落ちにくく、特殊な薬品を使用しなくてはならないケースもあるので、できるだけ早めに処置を検討することも重要です。

高圧洗浄が一通り完了しました。

この後は、必ず洗浄水をしっかりと乾燥させた後、次の工程に取り掛かります。

というのも、濡れた状態で塗装を行っても、塗料の十分な付着性は得られず、本来の性能を発揮できない可能性が高くなるためです。

今回も、もちろん、適切な乾燥時間を設け、その後の工程に取り掛かっています。

なお、次回のブログでは、目地コーキングの増し打ちやALC外壁の欠け補修について、施工の様子をご紹介したいと思います。