
2025.03.14
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、日進市の住宅にて実施している屋根棟部メンテナンスの三角棟設置の様子をお伝えいたしました。 今回は、既存の隅棟部差し棟板金に対して行った瓦役物の設置工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。 屋根棟部メンテナ…

こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、日進市の住宅にて実施している屋根の棟部役物交換メンテナンスのための足場設置と施工前の状況についてお伝えいたしました。
今回は、棟部役物交換メンテナンスの既存棟板金撤去や強力棟および垂木の取り付けについて、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・日進市で外壁塗装メンテナンスのための現場調査、サイディングや軒天の劣化状況
・日進市の劣化でひび割れたサイディング目地シーリングの打ち替え補修の様子
・日進市で軒天の塗装。湿気の影響でカビが目立つ軒天の補修工程
・日進市で色あせやカビが生じていたサイディング外壁への3回塗り工程の下塗りの様子
・日進市でサイディング塗装、弊社オリジナル塗料「匠」を用いた仕上げ塗装
・日進市の平板瓦の住宅で板金役物のダメージを確認した現場調査、瓦役物との交換が決定
・日進市で屋根の棟部の修理、足場の設置と改めて確認したメンテナンス前状況
以前、行った現場調査では、平板瓦の屋根に設置されている板金役物に、色あせや塗膜剝がれ、浮きなど、さまざまな劣化が見られる状況にありました。
屋根の大棟や隅棟、ケラバなどは、風や雨の影響を強く受けやすく、役物本体が脱落したり、あるいは飛散したりといったトラブルが多く見られる部分です。
これらの部分で、万が一、役物の脱落や飛散などが生じると、雨漏りを引き起こすリスクが一気に高まるので、十分に注意しておかなくてはなりません。
そのため、定期点検の際には、板金役物本体はもちろん、留め付けている釘やビス、そしてその下地などの状態について確認し、状況に応じた方法でメンテナンスを行っていくことが重要になります。
今回は、板金役物を取り外し、下地をつくり直したうえで、平板瓦と同じ素材の瓦役物を設置するメンテナンスを行います。
まずは、既存の棟板金を撤去し、新たに設置する瓦役物の下地づくりから行っていきましょう。
瓦役物の下地となる、強力棟と呼ばれる受け金具と垂木です。
劣化した既存の棟板金を取り外した後、野地板に強力棟を留め付け、その強力棟に垂木を設置します。
ちなみに、垂木は、樹脂製のものを使用します。
一般的に多く使われる木製は、濡れてしまうと、腐れが生じて耐久性が著しく低下しますが、樹脂製はその心配はありません。
よって、長期的に釘やビスの保持力を保ち、役物の脱落や飛散といったトラブルを効果的に防げるようになるのです。
強力棟と垂木の取り付けが完了した状況です。
この後は、垂木の周辺を南蛮漆喰で塗り固め、瓦役物を被せて固定していきます。
なお、次回のブログでは、垂木周辺に南蛮漆喰を塗り固めていく工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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