2025.10.26
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、日進市の住宅にて実施したケラバ板金と袖瓦との取り替え工事の防水シーラー貼り付けや新規袖瓦設置などの様子をお伝えいたしました。 今回は、棟板金と棟瓦との取り替え工事の既存棟板金撤去工程について、その施工の様子をご紹介した…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、日進市の住宅にて実施している棟板金と棟瓦との取り替え工事の既存棟板金を取り外していく様子などをお伝えいたしました。
今回は、棟瓦を設置するための新たな土台を構築していく工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
今回、住宅の屋根に設置されている棟板金やケラバ板金に経年劣化が進行していたことから、これらを撤去した後、新たな瓦役物と取り換える工事を行っています。
なお、板金部材の取り替え工事は、これまでに、ケラバ板金と袖瓦との取り替えを終えた後、棟部の既存棟板金の撤去が完了しています。
この後は、棟瓦の土台部分を新たに設け、その上に仕上げとなる三角冠瓦を設置していきます。
それでは、土台部分の構築から行っていきましょう。
まずは、土台部分を構成する補強金物と垂木を取り付けていきます。
補強金物を野地板に留め付け、そこに三角冠瓦を固定するための下地となる垂木を取り付けた状況です。
なお、今回も、垂木には樹脂製のものを使用しています。
樹脂製の垂木は、木製のように雨水に濡れて腐ることがなく、瓦材を長く固定しておけるので、棟の歪みや崩れといったリスクへの対策として非常に効果の高い材料です。
これらを用いて棟の土台をつくることで、屋根全体と一体となり、耐震性や耐風性を飛躍的に向上させることが可能となります。
補強金物と垂木の取り付けが完了したら、その周囲に漆喰材を塗り付け、棟瓦の土台となる部分を構築していきます。
今回、使用した漆喰材は、「モルロック」です。
「モルロック」は、一般的によく使われていた漆喰に改良を加えることで非常に優れた性能を実現しており、近年、屋根工事で広く使用されているものになります。
「モルロック」を塗り付けて土台を構築した状況です。
棟の漆喰は、おもに瓦材を固定し、屋根内に雨水が侵入するのを防ぐ重要な役割を果たします。
そのため、屋根を長持ちさせるためにも、できるだけ高性能な材料を使用しておくことがポイントとなります。
なお、次回のブログでは、構築した土台の上に三角冠瓦を設置し、仕上げていく様子などをご紹介したいと思います。
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