
2025.05.11
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 今回は、日進市の和風住宅において、外装の柱や戸袋、面格子などの木部の劣化状況を確認した現場調査について、その内容をご紹介したいと思います。 和風住宅の木部の劣化状況 今回、現場調査を行うのは、和風住宅の外装についてです。 住宅の経年劣化…

こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、日進市の和風住宅にて、外装の木部にさまざまな劣化症状を確認した現場調査の内容をお伝えいたしました。
今回は、現場調査の結果を受けて実施する塗装工事に関し、木部への塗装の重要性とポイントについて、解説してみたいと思います。
▼前回までのブログ
・日進市の和風住宅にて外装の柱や破風、面格子などの木部に経年劣化を確認した現場調査
そのため、これら木部に対して塗装を行い、損なわれている保護機能の回復を図っていくことが決定しています。
そもそも木材は、湿気を吸ったり吐き出したりする調湿性が備わっていることから、どうしても外部環境の影響を大きく受けてしまいます。
そのため、表面に塗装を施すことで、雨水や湿気などの影響から強力に保護していく必要があるのです。
また、木部塗装は、外的要因からの保護だけでなく、美観を維持することや腐朽、カビ、シロアリの被害を防ぐことなど、さまざまな目的があります。
これら目的を果たすためにも、適切な方法で実施することが重要であり、また、そうすることで木材の耐久性も大きく向上します。
木部は、膨張収縮による動きが生じることから、塗膜が劣化しやすく、塗り替えなどのメンテナンスが欠かせません。
しかし、これを怠ると、美観を損ねるだけでなく、腐れによる著しい耐久性の低下を引き起こすリスクが高まってしまいます。
よって、塗膜剥がれやカビの発生といったダメージが目立ってくる前に適切なメンテナンスを行っていくことが重要です。
また、木塗装を行う際には、下地処理も重要なポイントとなります。
というのも、下地処理を行わないまま塗装を行っても、劣化した古い塗膜や汚れなどが付着しており、新しい塗膜が下地に密着できず、色むらや剥がれなどの不具合を引き起こす恐れがあるためです。
そのため、サンドペーパーなどによるケレンやあく抜きなどの処理を適切に行った後、塗装を施すことが重要になります。
そして、木部塗装で使用する塗料には種類があり、状況や好みに合わせて選択する必要があります。
木部塗装の塗料は、大きく以下の2つの種類があります。
・造膜型塗料
表面に塗膜を形成して強い耐久性や防水性を発揮する一方、木目や質感は損なわれます。
・浸透型塗料
内部に浸透して保護機能を発揮するので、木目や質感を活かした仕上がりを楽しめる一方、造膜型よりも耐久性や防水性はやや劣ります。
なお、次回のブログでは、住宅外装塗装工事の足場設置について、その様子をご紹介したいと思います。
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