2024.07.24
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市天白区の住宅にて実施した落ち葉除けネットの取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきた瓦屋根の漆喰や雨樋へのメンテナンスについて、完成後の仕上がり状況をご紹介したいと思います。▼前回までのブ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市南区の住宅の雨漏り修理で行った谷板金とその周辺の瓦をガルバリウム鋼板屋根で葺き替えた工事についてお伝えいたしました。
今回は、劣化してひび割れや剥がれなどが見られていた棟瓦の漆喰を詰め直す工事にあたり、まず行った既存漆喰の取り除き作業について、その様子をご紹介いたします。
▼現場ブログ
・名古屋市南区で和瓦屋根の天井から雨漏り、谷板金が劣化し錆や剥がれが発生した現場の調査
・名古屋市南区で瓦屋根の漆喰にひび割れや剥がれなど著しい劣化を確認した現場調査
・名古屋市南区で瓦屋根をガルバリウム鋼板で葺き替え、立平葺きが雨漏りに強い理由
・名古屋市南区で雨漏りしていた谷板金と瓦屋根部分をガルバリウム鋼板で立平葺き施工
現場調査の際、棟瓦の漆喰は経年劣化によってひび割れや剥がれなどの症状が複数確認できました。
屋根の頂上に位置する棟瓦は、葺き土で土台をつくり、その土台を守るために漆喰を詰めて仕上げています。
そして、漆喰は、雨水の侵入を防ぎ、また湿気を排出する機能を持っていることから、古くからの伝統的な日本家屋の瓦屋根などに用いられてきたなじみのある素材です。
しかし、漆喰が劣化すると、硬化して剥がれてしまうことがあり、そうなると棟瓦を支える土台が崩れてしまう恐れもあります。
そのため、10~15年程度を目安に漆喰の詰め直しなどのメンテナンスを行っていくことが重要になります。
なお、漆喰の劣化が著しく、棟瓦に歪みが生じているなど、重い症状が見られる場合は、棟瓦をいったん取り外し、土台をつくり直して復旧する、棟瓦取り直し工事を行うことが一般的です。
漆喰詰め直し工事では、まず劣化した漆喰を取り除く作業から始めます。
漆喰の劣化状況がきわめて軽いようであれば、その上に塗って仕上げる「詰め増し」といった方法で行う場合もあります。
しかし、劣化が著しく、ひどく傷んでいる場合は、その上に漆喰を塗っても早々に剥がれ落ちてしまうので、古い漆喰を適切に取り除いた後、新しい漆喰を詰め直す「詰め直し」を行わなくてはなりません。
傷んだ漆喰の取り除き作業が完了しました。
ちなみに、奥に見える茶色の部分が棟瓦を支える葺き土です。
取り除いた古い漆喰は、ゴミ袋に入れて適切に処分します。
そして、漆喰を除去した部分は、新しい漆喰の下地となるので、しっかりと清掃して整えておくことも重要です。
なお、この後は、漆喰を詰め直す施工を行っていきます。
この施工の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
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