2025.01.20
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の雨漏りが発生している住宅にて実施した屋根カバー工事の棟板金および雨押え板金の取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、すべての工程が終了した屋根カバー工事の完成後の仕上がり状況について、ご紹介したいと…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市緑区の住宅において、屋根仕上げであるパミール屋根が経年劣化で激しく傷んでいる状況を確認した現場調査の内容をご紹介したいと思います。
今回、現場調査を行ったのは、住宅のパミール屋根についてです。
ちなみに、パミール屋根とは、1990年代から2000年代前半にかけて多くの住宅で採用されたスレート屋根の商品名になります。
当時、スレート屋根へのアスベストの使用が禁止されるようになり、そのような社会的背景からノンアスベスト屋根材として登場したのがパミールです。
その後、多くの住宅で利用されてきたパミールは、年数が経つにつれて、さまざまな問題が顕在化するようになります。
その問題のひとつが層状剥離(そうじょうはくり)です。
パミール屋根の層状剥離とは、ミルフィーユのような層状の構造を持つ屋根材が、経年とともに層間に剥離が生じてくる現象のことをいいます。
実際に、現場調査を行った住宅でも層状剥離が生じていることが確認できます。
ちなみに、パミール屋根は、7年程度で層状剥離が発生するようになり、10年を超える頃にはボロボロになってしまうといった傾向が見られます。
パミール屋根のメンテナンス方法は、基本的に、カバー工事か葺き替えのいずれかで行うことになります。
というのも、塗装を行っても、その塗膜は早々に表層部といっしょに剥がれ落ちてしまうためです。
今回も、ガルバリウム鋼板屋根を用いた立平葺きによるカバー工事を行うことが決定しました。
お施主様も、パミール屋根のリスクについて認識されており、リフォームの必要性を感じておられたようです。
なお、次回のブログでは、パミール屋根カバー工事の防水シート敷設工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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