2024.10.11
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅にて、雨漏りの原因となっていたベランダの植栽や土などの撤去の様子お伝えいたしました。 今回は、ベランダの植栽や土などを撤去した後に行ったウレタン塗膜防水メンテナンスと駐車場の軒天補修について、その様子…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市緑区の会社建物で発生している雨漏りの無料点検について、その内容をご紹介したいと思います。
今回、無料点検を行ったのは、築50年程度と見られる会社建物です。
過去に何度か屋上防水工事や雨漏り修理を行ってこられたとのことですが、雨漏りが止まらないとご相談をいただいたことがきっかけとなります。
そのため、屋根裏や屋上防水などについて、どのような状況にあるのか、確認を行っていきたいと思います。
室内の天井や壁には、雨漏りによるシミが激しく目立っており、広い範囲にカビが生えている状況にありました。
また、天井仕上げ材が剥がれ落ちてしまっている箇所も見られます。
雨漏りが起こると、内装材を傷めることがあるばかりか、会社の事務所であれば、書類や精密機械、製品などにも影響が及び、損害の規模もが大きくなってしまう恐れがあることは十分に注意しておかなくてはなりません。
天井裏の状況です。
雨漏りが生じている付近の鉄骨を覆っている耐火被覆には、激しく変色している様子が確認できます。
雨漏りは、複合的な要因が重なって起こっているケースも多く、専門業者が調査を行っても簡単に原因を特定できるとは限りません。
そのため、今回のように、築年数の古い建物などは、何度も雨漏り修理を行っても止まらないといった事態が生じるケースも少なからずあります。
よって、できるだけ雨漏りが生じないよう、定期的な点検を行いつつ、状況に適したメンテナンスを適宜行っていくことが重要なのです。
屋上防水の劣化状況です。
全体的に色あせているほか、多くのひび割れが発生するなど、防水機能はかなり衰えているようです。
また、排水ドレンにも腐食が見られます。
排水ドレンの周辺は、著しい劣化やゴミの詰まりなどがあると、雨漏りなどのトラブルにつながることが非常に多いので、とくに注意しておきたい部分です。
今回の無料点検では、屋根裏に継続的な雨漏りが生じており、室内の天井や壁にまで影響が及んでいること、そして屋上防水や排水ドレンが著しく劣化していることなどが確認できました。
これら結果に基づき、天井内で生じている雨漏りの水を集め、それらを壁から抜いた配管を通じて外部へ排出する導水のほか、屋上防水のやり替えなどによるメンテナンスを行っていくことが決定しています。
なお、これらメンテナンスの様子は、次回からのブログにて順次お伝えしたいと思いますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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