2024.10.15
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の工場建物で実施する屋根カバー工事と外壁塗装工事のための足場の設置状況をお伝えいたしました。 今回は、屋根カバー工事で既存折板屋根の上に垂木と合板で新たに設ける下地の工事について、その施工の様子をご紹介した…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市天白区の住宅にて、スレート屋根の劣化を確認した現場調査の内容についてご紹介いたします。
このたびの屋根調査は、隣家の工事を行っていた別の業者より、スレート屋根の一部がズレていることを指摘され、ご相談をいただいたことがきっかけです。
早速、ドローンを使って屋根の調査を行っていきます。
ドローン調査は、調査員が屋根の上に上がることなく建物全体を隈なく調べられることから、安全で、かつ効率的な調査方法です。
屋根の仕上げ材はスレートで、全体が色あせるなど、劣化が進んでいる様子がわかります。
また、隣家で工事を行っていた工事業者の指摘の通り、スレート屋根の割れやズレなどの症状を確認できましたが、落下の危険性がある状態にあることは十分に注意が必要です。
実は、今回、調査を行っている住宅のスレート屋根は、アスベスト含有のものからノンアスベストへ切り替わった頃のものでした。
1990年代後半まで製造されていたスレート屋根は、アスベストを含んでいましたが、健康への悪影響があるとして規制が設けられ、ノンアスベストの屋根材に切り替わっています。
ところが、ノンアスベストに切り替わった頃に製造された屋根材は、経年とともに割れや剥がれ、欠けなど、多くのトラブルが見つかるようになります。
その後は、このような経緯を踏まえ、各メーカーの改良が行われたトラブルの少ない屋根材が販売されるようになりました。
ちなみに、2006年以降に製造されたノンアスベスト屋根材は、問題のないものと考えられます。
今回の屋根調査では、スレート屋根がノンアスベストへ切り替わった頃のものであり、割れやズレなどの劣化症状が現れていることが確認できました。
ちなみに、ノンアスベストへ切り替わった頃のスレート屋根は、塗装を行ってもメンテナンス効果はほぼ期待できないので、基本的に葺き替えかカバー工法を行う必要があります。
そのため、今回は、ガルバリウム鋼板屋根を使ったカバー工法によるメンテナンスを行うことが決定しました。
なお、この工事の様子については、次回からのブログにて詳しくご紹介したいと思いますので、続けてご覧ください。
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