2024.06.12
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、海部郡飛島村の雨漏りしていた工場建物で実施している屋根カバー工事のガルバリウム鋼板製の折板屋根本体張り施工の様子をお伝えいたしました。 今回は、折板屋根本体の張り施工後に行った棟やケラバへの板金役物設置の様子と屋根カバ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、名古屋市港区の工場建物にて、波型スレート外壁のメンテナンスを行うための現場調査の内容をご紹介いたします。
工場の外壁仕上げは波型スレートです。
波型スレートとは、セメントや繊維を主成分とし、波形に成型した外装材のことをいいます。
工場や倉庫の外装仕上げ材としてよく用いられているので、誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか。
また、波型スレートは、高耐久で長く使える材料であるほか、優れた耐火性や遮音性を発揮するといった特徴があります。
ただし、2004年以前に製造されたものはアスベストが含まれている可能性が高いことや汚れが目立ちやすいことなどは注意が必要です。
実際に外壁の波型スレートは、汚れやカビなどが大量に付着し、黒ずんでしまっています。
とくに日光が当たりにくい北側の外壁は、湿気の影響を受けやすく、カビや苔、藻などが繁殖することも少なくありません。
ちなみに、このような汚れやカビは、高圧洗浄で落とすことも可能ですが、アスベストを含んだ波型スレートに対して行うと、洗浄時に飛散する恐れがあるので、その点は注意しておく必要があります。
また、波型スレートではなく、その他の外壁仕上げ材でも、高圧洗浄を行うと表面塗装が傷んでしまうことがあるので、洗浄を行いたい場合は専門業者へ相談してみるとよいでしょう。
波型スレートの外壁には、ところどころ割れが生じているほか、フックボルトのサビなども見られます。
波型スレートの割れやフックボルトの著しい腐食などの症状は、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因にもなるケースも珍しくありません。
今回の現場調査では、外壁の波型スレートの劣化が進み、汚れやカビが目立っているほか、割れ、フックボルトのサビなど、多くの傷みが確認できました。
そのため、既存の波型スレートを残したまま、その上にガルバリウム鋼板製の金属サイディングを被せて仕上げるカバー工法によりメンテナンスを行うことになりました。
なお、この外壁カバー工法によるメンテナンスの様子については、次回からのブログにて、順次ご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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