
2025.07.25
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、尾張旭市の倉庫建物にて実施する屋根カバー工事の折板屋根搬入状況をお伝えいたしました。 今回は、屋根カバー工事の明り取りのポリカ材交換と折板屋根の本体施工について、その様子をご紹介したいと思います。 倉庫屋根カバー工事の…

築後30年が経過する貸倉庫の建物において、以前実施した現場調査では、外壁仕上げの波型スレートに激しい変色や割れ、ボルトのサビなど、多くの経年劣化を確認しています。
倉庫や工場の屋根や外壁でよく用いられている波型スレートは、耐久性や耐火性に優れるものの、経年劣化が生じると、強風などで割れやすく、雨漏りリスクが高まることは注意が必要です。
そのため、今回は、既存の波型スレート外壁の上にガルバリウム鋼板材を被せて仕上げるカバー工法を行い、衰えている機能、そして美観の回復を図っていきます。
それでは、足場を設置し、カバー工法を行っていきましょう。
外壁の波型スレートに対するカバー工法の施工の様子です。
ちなみに、今回外壁仕上げ材として用いるのは、角波ガルバリウム鋼板です。
外壁カバー工法に際しては、あらかじめ、波型スレートを固定しているボルトの頭部分を切断しておきます。
そして、波型スレートの上に角波ガルバリウム鋼板の下地となる胴縁材を取り付けます。
また、外壁仕上げの下端には水切りを取り付けておきます。
この水切りの立ち上がりに被せるように角波ガルバリウム鋼板を設置することで、通気性を確保し、劣化を抑制できるようになります。
また、カバー工法によって新たに設けた通気層は、熱を伝えにくい性質を発揮するので、建物の断熱性向上にも効果的です。
角波ガルバリウム鋼板は、胴縁材に向けてステンレスビスで固定していきます。
外壁の全面に対する角波ガルバリウム鋼板の施工が完了しました。
なお、次回のブログでは、波型スレート屋根へのカバー工法について、その様子をご紹介したいと思います。
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