2024.10.05
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅で実施した屋根カバー工事の棟部への樹脂製貫板と棟板金の取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきた屋根カバー工事の完成後の仕上がりについてご紹介したいと思います。▼前回までのブログ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、日進市の住宅において、老朽化が進んで劣化が進行したスレート屋根のメンテナンスを行うため、事前に行った現場調査の内容についてご紹介いたします。
今回、屋根のメンテナンスを行う住宅は、築後30年程度が経過しており、まだ一度も外装のお手入れをされていないとのことです。
5社ほどの相見積もりをされていましたが、屋根工事については弊社にお任せいただくことになりました。
ドローンを使い、築30年を経過する住宅屋根の劣化状況を調査していきます。
屋根仕上げ材はスレートです。
スレートは、セメントを主成分とする非常に薄い屋根材なので、軽量で耐震性向上に有利な屋根材ではあるものの、材料自体はそれほど高い耐久性が期待できるものではありません。
また、スレート屋根そのものに防水性はなく、表面に施している塗装によって雨などの水分から守られています。
そのため、表面塗装が劣化して防水性を損ねるとスレート自体が吸水し、苔やカビのほか、反り、割れなど、さまざまな劣化症状が現れるようになります。
スレートの下には防水シートが施されているので、直ちに雨漏りを引き起こすことはありません。
しかし、これを放置して著しく劣化が進行すると、当然に下地も傷み、雨漏りを引き起こす原因になることは注意が必要です。
スレート屋根は、表面塗装が激しく劣化し、塗膜の剥がれや、苔、カビなどが確認できます。
スレートそのものの防水機能はかなり損ねている様子が伺え、これ以上放置すると下地へのダメージが懸念される状態といえます。
屋根の頂上部に設置している棟板金は、固定している釘が緩んで浮いている様子が確認できます。
棟板金の釘浮きが生じるとわずかな隙間が生じるので、そこから雨水が入り込んで木下地を傷めてしまうようになります。
そうなると、釘を固定する力が弱まり、さらに緩んでしまうといった悪循環が生まれるのです。
棟板金の釘浮きは、風や気温差などの影響によって起こる劣化症状ですが、これを放置すると、強風で棟板金そのものが飛散する恐れがあることは、十分注意しておかなくてはなりません。
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