
2025.03.03
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市南区の施設建物の屋上で実施している通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水工事のトップコート塗布と笠木復旧の様子をお伝えいたしました。 今回は、雨漏りが生じていた教会建物に行ってきた屋上防水メンテナンスの完成後の仕上…

こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市南区の施設建物にて実施した雨漏り調査の内容をお伝えいたしました。
今回は、雨漏り調査の結果に基づいて行う通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水メンテナンスの概要について、解説したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市南区の教会建物で雨漏りの調査、屋上のシート防水や笠木に著しい劣化を確認
そのため、既存のシート防水をすべて剥がした後、通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水メンテナンスを行っていくことが決定しています。
ちなみに、ウレタン塗膜防水とは、液体状のウレタン防水材を塗って防水層を形成する方法のことで、継ぎ目のできない美しい仕上がりがおもな特徴となっています。
そして、ウレタン塗膜防水の通気緩衝工法とは、下地面に通気緩衝シートと脱気筒を設置して防水層を形成する施工方法のことをいいます。
雨漏りが発生している建物に対して防水メンテナンスを行うと、工事完成後に水分を含んでいた下地から湿気が上がってくることがあり、膨れや破れなどの不具合を引き起こすことがあります。
この膨れなどの不具合を防止するのに、効果的な方法が通気緩衝工法です。
通気緩衝シートの裏側には、通気用の溝が設けられており、その溝が下地からの湿気の逃げ道となります。
そして、下地から生じた湿気は、さらに脱気筒まで移動し、そこから外部へと排出される仕組みとなっています。
今回のケースも、すでに雨漏りが発生しており、下地が水分を含んでいる可能性が高いので、通気緩衝工法によるウレタン塗膜防水メンテナンスを行い、工事完成後の不具合を未然に防いでいくという狙いです。
なお、次回のブログでは、ウレタン塗膜防水メンテナンスの足場設置と既存シート防水の撤去について、その様子を詳しくご紹介したいと思います。
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