2024.01.05
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅において、平板瓦の漆喰に変色やひび割れなどの劣化を確認した屋根点検の内容をお伝えいたしました。 今回は、屋根点検の結果を受けて実施する漆喰詰め直し工事において、劣化した漆喰の除去作業の様子をご紹介いた…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅において実施した漆喰詰め直し工事の漆喰除去作業の様子をお伝えいたしました。
今回は、傷んだ漆喰を除去した後に、新たな漆喰を詰め直して棟瓦を復旧するまでの工事について、その施工の様子をご紹介いたします。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区の築18年の住宅で屋根点検、平板瓦の漆喰劣化により詰め直し工事が決定
・名古屋市緑区にて経年劣化で変色やひび割れがあった平板瓦の棟瓦漆喰の除去施工
前回、棟瓦をいったん取り外し、劣化で傷んでいた漆喰の除去まで完了しています。
劣化した漆喰を取り除いた後には、きれいに掃除をして、新たな漆喰を詰め直す施工を行っていきます。
既存の垂木を固定するように、新たな漆喰を詰めていきます。
そして、今回、詰め直し工事で用いた材料は、南蛮漆喰の「シルガード」です。
「シルガード」は、通常の漆喰にシリコンなどを配合することにより、より優れた耐久性や防水性を発揮する材料になります。
「シルガード」を詰めたら、コテを使ってその表面を丁寧に均します
なお、「シルガード」は、白色と黒色があり、性能自体はいずれも基本的に変わりませんが、材料コストは白色のほうが少し高くなっています。
白色と黒色のどちらを使用するのかという点は、もちろん好みになりますが、しっかり見える部分には白色、隠れる部分には黒色を使う傾向にあるようです。
漆喰を詰め終わったら、いったん取り外していた棟瓦を戻し、垂木に対してビスで固定していきます。
ちなみに、垂木は、著しい劣化が見られなかったことからそのまま使用していますが、これを樹脂製のものと交換すると、より強い固定力を確保することが可能になります。
というのも、樹脂製の垂木は水分の影響で腐ることがないためで、長期間に渡って固定力を維持できることが樹脂垂木の大きな特徴です。
棟瓦の復旧が完了した後には、コーキングの充填と清掃などの工程を経て完成となります。
なお、これら残りの工程については、次回のブログにてご紹介したいと思います。
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