2024.07.19
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市天白区の住宅にて、瓦屋根の漆喰にさまざまな劣化症状を確認した屋根調査の内容をお伝えいたしました。 今回は、前回の引き続き雨樋の劣化状況を確認した現場調査について、その内容をご紹介したいと思います。▼前回までのブ…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区において、住宅屋根の頂上部に設置している棟板金に浮きや釘の緩みなどの症状が現れていることがわかった定期点検の内容をお伝えいたしました。
今回は、浮いている棟板金のほか、ケラバ板金についても行った瓦との交換工事について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区で防災瓦に設置されていた棟板金の浮きや釘の緩みを確認した定期点検
今回の工事は、定期点検を行ったときに屋根の棟板金に浮きや釘の緩みが生じていることがわかり、これを放置すると飛散するリスクがあるので、その修復を行うというものです。
また、屋根材には防災瓦が使われていることに対し、棟の部分には板金が使われているという仕様になっていましたが、これらの組み合わせはあまり相性がよくないことがわかっています。
そのため、今後のリスクを考慮し、棟板金やケラバ板金を取り除いたうえで防災瓦と同じ素材でできた冠瓦や袖瓦などと交換することになりました。
まずは、棟板金やその木下地などを取り除きます。
そして、交換する棟瓦の下地として樹脂製の垂木を設置しました。
樹脂製の垂木は、木製のように雨水の影響を受けて腐ることはありません。
そのため、樹脂製の垂木に瓦を固定した釘やビスは、長期にわたって固定力を発揮し、今回のような浮きなどの症状を効果的に防止できるのです。
そして樹脂垂木を固定するようにしっかりと漆喰を詰め込み、三角冠瓦を被せていきます。
なお、使用した漆喰の材料は、従来の漆喰に土や油脂などを混ぜ合わせた南蛮漆喰「シルガード」です。
被せた三角冠瓦を樹脂垂木に対してビス固定したら交換の完了となります。
また、ケラバ部分についても、板金を取り除き、袖瓦との交換が完了しています。
さらに、以前はなかった雪止め金具も新たに設置しました。
棟板金は、屋根の頂上部分で屋根材を固定しながら雨水の浸入を防ぐ、きわめて重要な役割を担っています。
棟板金にいったんトラブルが発生すると、雨漏りのように深刻な被害につながることがあるので、とくに注意しておきたいものです。
そのため、定期的に点検を行い、状況に応じたメンテナンスによって機能維持を図っていくことが重要になります。
街の屋根やさん名古屋南店では、屋根の点検やその他トラブルに関するご相談などを承っております。
ぜひお気軽にご連絡ください。
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