
2025.06.12
屋根板金役物取り替え工事の完成後仕上がり状況 こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市瑞穂区の住宅にて実施している屋根板金役物取り替え工事の三角冠瓦設置工程の様子をお伝えいたしました。 今回は、屋根板金役物取り替え工事の完成後の仕上がり状況について、…

こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市瑞穂区の平板瓦屋根の住宅にて実施している屋根板金役物取り替え工事の既存棟板金の取り外しの様子をお伝えいたしました。
今回は、受け金物や樹脂製垂木、漆喰材の「モルロック」などを用いて棟の土台部を構築していく工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
今回、実施している屋根板金役物取り替え工事は、屋根に設置されている板金役物の経年劣化を解消し、今後、長期にわたる屋根の保護機能を確保するためもので、すでに隅棟部への施工が完了しています。
さらに、大棟についても行っていきますが、前回、既存の棟板金を取り外したところまでが完了しています。
板金部材をすべて取り外した後は、この後に設置する棟瓦の土台部分を構築していく工程となります。
まずは、野地板に固定した受け金物に樹脂製の芯材を取り付けます。
棟瓦の下地となる芯材は、木材が使われるケースも多く見られますが、木は濡れると腐り、耐久性を著しく損ねてしまうことから、時間の経過とともにトラブルを引き起こすリスクがどうして高まってしまいます。
一方、樹脂は、濡れても腐らないので、長期的に棟瓦を固定することができ、棟部で生じる恐れのあるトラブルの多くを未然に防げるのです。
受け金物、樹脂製芯材の取り付けが完了したら、その周囲を「モルロック」という漆喰材にて塗り固めていきます。
棟部の漆喰は、瓦をしっかりと固定し、棟の内部への雨水侵入を防ぐ重要な役割があります。
そして、今回使用する「モルロック」は、ひび割れが生じにくい新配合により、従来の漆喰よりも高い強度を備え、長期にわたって性能を発揮できる材料です。
これら高性能な材料を用いて構築した土台に棟瓦を設置することで、地震や台風、その他さまざまな影響から屋根を守る強靭な棟構造が出来上がります。
なお、仕上げ工程となる棟瓦の設置の様子は、次回のブログにて詳しくご紹介したいと思います。
ぜひ、引き続きご覧ください。
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