2024.10.15
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の工場建物で実施する屋根カバー工事と外壁塗装工事のための足場の設置状況をお伝えいたしました。 今回は、屋根カバー工事で既存折板屋根の上に垂木と合板で新たに設ける下地の工事について、その施工の様子をご紹介した…
今回、定期点検を行ったのは3階建ての住宅です。
3階建てにもなると、屋根の上での点検はよりリスクが高くなりますが、ドローンを活用すれば安全に、かつスピーディーに行えます。
また、定期的に行う点検であれば、過去のデータと即座に見比べることも可能なので、劣化状況の把握もしやすくなります。
スレート屋根は、色あせが進んでおり、防水性の衰えが見られます。
屋根の勾配は、3寸と緩く、雨水のほか、ゴミや埃などがとどまりやすくなるので、そのことが劣化を早めている原因のひとつと考えられます。
スレート屋根が劣化して防水性が衰えると、屋根材そのものが雨水を吸い込むようになり、強度を低下させたり、あるいは苔や藻、カビなどを発生させたりする原因になることは注意が必要です。
ちなみに、スレート屋根の下層には、防水シートが施されているので、吸水しても直ちに雨漏りが起こることはありません。
ところが、症状が悪化すると、徐々に下地までが傷むようになり、やがて雨漏りへとつながることもあり得ます。
また、下地まで著しく傷んでしまうと、塗装やカバー工法などでそのダメージを補うことは難しく、葺き替えのような大規模な工事が必要となってしまいます。
そのため、取り返しがつかなくなる前に、適切なメンテナンスを行っていくことが重要なのです。
また、屋根の雨漏りの原因として多いのは、谷や棟などに使われている板金役物を使用している部分です。
板金役物を使っている部分は、屋根の接合部にあたるので、この部分が著しく傷むと、そのまま雨漏りとなってしまうケースも少なくありません。
この、板金役物が原因となって起こる雨漏り対策も、やはり状況に応じたメンテナンスを行っていくことが重要になります。
今回の定期点検では、スレート屋根に色あせなどの劣化症状が見られるなど、メンテナンスの時期にあることが確認できました。
これら点検結果をもとに、ガルバリウム鋼板屋根を用いたカバー工法によるメンテナンスを行うことになりました。
なお、このカバー工法によるメンテナンスの様子は、次回からのブログにて詳しくご紹介したいと思います。
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