2024.10.09
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 今回は、名古屋市緑区の住宅にて、ベランダに施した緑化が原因となって雨漏りが発生している住宅の現場調査について、その内容をご紹介したいと思います。 ベランダの緑化が原因の雨漏り調査 今回、現場調査を行うのは、ベランダに施された多くの植栽が…
早速お伺いし、屋根を確認致します。
お客様の言っていた通り、棟瓦の釘が結構浮いています。
丁度、窓から見えるところに、釘浮きがはっきりと見えます。
釘が浮いてしまう事は、私達はよく見かけますが、お客様が直接見ることはほとんどないと思いますので、驚かれたと思います。
ほかの面も、見ていきます。
築16年になる建物のようですが、最近の屋根はビス止めしている事が多くなっていますが、当時は釘で固定していますので、浮いてしまう事が多いです。
やはり別の棟瓦の釘も浮いていますね。
釘が浮いてしまうと、その部分から雨水が入り、中の木材が濡れてしまい、腐食の原因になってしまいます。
そうなると、ほかの釘も効きが甘くなり、棟瓦がずれたりします。
すると、棟瓦の下にある漆喰が傷んできます。
今のところ、漆喰の方は大丈夫ですが、釘浮きがかなり目立ちますので、中の木材の状態が気になりますね。
それと、瓦の材質が、セメントになりますので、表面の塗膜が劣化してきています。
塗膜が劣化しますと、セメント材ですので、水が浸みやすいので、劣化のスピードが一気に速くなります。
そのまま放置していると、ひびが入ってしまい、ひびが大きくなると完全に割れてしまいます。
陶器瓦に比べると、寿命が短く、お手入れも必要になるので、最近の新しいお宅では、ほとんど見かけません。
1階よりも、2階の方が傷む事が多いので、2階の屋根も確認致します。
釘浮きもそうですが、面によってはカビや苔も目立ちます。
小さなひびも見受けられますので、早目にお手入れするのが望ましいです。
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