
2025.07.31
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市中川区の住宅にてモニエル瓦屋根の劣化状況を確認した屋根点検の内容をお伝えいたしました。 今回は、屋根点検の結果に基づいて実施する棟瓦取り直し工事の足場設置工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。▼…

今回、屋根点検を行うのは、モニエル瓦の住宅です。
なお、今回の屋根点検は、太陽光パネルの業者から、「漆喰の劣化や瓦の割れがある」との指摘を受けたことから、弊社に点検と見積りのご依頼をいただいたことがきっかけとなります。
早速、ドローンを使い、屋根の劣化状況をチェックしていきましょう。
ドローンを用いた上空からの屋根の様子です。
ドローン点検は、高所作業が不要で安全性が高いだけでなく、短時間で効率よく詳細な状況をチェックできる点検方法となります。
また、ドローンで撮影した画像は、モニターやタブレットを使ってその場で確認できるので、お客様自身も屋根の状態を把握しやすく、素早くメンテナンス計画を立てることも可能となります。
屋根の仕上げは、モニエル瓦です。
モニエル瓦とは、セメントと砂を主成分とするコンクリート製の屋根材のことをいい、「乾式コンクリート瓦」とも呼ばれます。
非常に耐久性が高く、長持ちすることや、とくに洋風住宅との相性がよく、重厚で高級感のある外観をつくれることなどの特徴があります。
ただし、モニエル瓦は、特殊な方法による定期的な塗装メンテナンスが必要となるので、その点では注意が必要です。
住宅の屋根は、棟部の漆喰がひどく劣化しており、いたるところでひび割れや欠けが生じている様子が確認できます。
棟部の漆喰は、瓦を固定することや雨水の侵入を防ぐことなど、非常に重要な役割があります。
そのため、著しい劣化により、その重要な役割を果たせなくなると、瓦のズレや雨水の侵入につながり、やがて雨漏りを引き起こすことにもつながりかねません。
よって、漆喰だからと軽視するのではなく、定期的に適切な方法でメンテナンスを行い、正常に機能する状態を維持していくことが重要です。
今回の屋根点検では、モニエル瓦の棟部において、経年劣化による漆喰のひび割れや欠けが生じ、著しく機能が低下している状況が確認できました。
この点検結果をお客様へ報告し、見積書を提出したところ、棟瓦取り直し工事を行っていくことが決定しました。
なお、次回のブログでは、棟瓦取り直し工事の足場設置について、その様子をご紹介したいと思います。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん名古屋南店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.