名古屋市南区にお住まいのお客様より、屋根の点検依頼がありました。

特に、何かあったわけではありませんが、なんとなく気なり始めたので連絡をくれたそうです。

こちらのお宅は、平板瓦の寄棟の形状の屋根になります。

ご覧のように、棟の部分は、板金ではなく、瓦で施工されています。

板金で棟を納めている家も多いですが、重量的に軽いのはメリットですが、錆びて釘が抜けてしまい、板金が外れてしまい、雨漏りするケースも少なくありません。

これは、どうしても目につかないところなので、仕方ないと思います。

こちらは、谷と呼ばれる部分です。

瓦も綺麗に斜めにカットされていて、見た目も良いですね！

職人さんによっては、ガタガタになっている家もあるんですよ。

とっても良い職人にあたったようです。

瓦とは関係ないですが、ＴＶアンテナもしっかりと固定されています。

四方に控えのステンレス線をはり、倒れねいようにしていますが、中には、緩んでしまい、台風などで倒れている家を見かける事があります。

住んでいる方は、気付いていないのか、そのままになっていることもあります。

ちゃんと映っているのかなぁ

棟瓦を止めているビスもしっかりと止まっています。

ＴＶのケーブルもぶらぶらしないように、瓦に固定されています。

こうゆう細かいところも、きちっとしてくれる職人さんは有難いですね。

ただ一つ気になるのは、隅棟の瓦が少しだけ蛇行している点です。

コーキングもまだしっかりしているので、大きな問題ではありませんが、隙間が出来てしまうところがあるので、漆喰が剥がれやすくなると思います。

全体的には、大きな問題もなく、綺麗に仕上げてくれています。

普段は、見えない部分なので、定期的に、専門業者に確認してもらう事を、お奨めします。

困ったときには、弊社までご相談下さい！