名古屋市緑区の倉庫建物屋上で雨漏りが発生、パラペットで雨漏りが多い理由を解説
2025.04.22
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の雨漏りが発生している倉庫建物において、屋上の折板屋根やパラペットに多くの劣化を確認した現場調査の内容をお伝えいたしました。 今回は、屋上のパラペット部が原因となって起こる雨漏りが多い理由について解説してみ…
名古屋市南区にて雨漏り屋根の点検依頼
雨漏りを機に点検依頼されたようで、それまでは
屋根はしばらく手を入れてなかったとおっしゃっていました。
これはラバーロック工法といい瓦同士をコーキングで固定しずれないようにする工法です。
お客様に、いつぐらいにされたかを聞いてみましたが、覚えていないくらい前だそうです。
棟瓦を含めて全体的にコーキングで瓦を固定しています。
割れた欠片が、中に落ちてしまっています。
瓦をめくれば簡単に取り出すことが出来ますが、コーキングで留めていますので、取り出すことが出来ません。
予備の瓦はないと言っておられたので、瓦をコーキングで補修しておきます。
他にも、いくつか割れている瓦がありますので、そちらも応急でコーキングを打っていきます。
このような瓦のヒビはラバーロック工法が原因で起きてしまいます。
確かに瓦同士を固定すればズレなくなりますが、返ってそれが原因で、瓦に負担がかかり割れてしまうのです。
場所的にも、雨漏りの原因になった場所になります。
重なっている下の方の瓦が割れているときは、コーキングも難しいです。
と言うのも、瓦全体が下地にくっついているわけではないので、コーキングが固まる前にずれてしまうからです。
下の瓦の場合は、ずれないように瓦の下につっかえをしないといけません。
今回は点検のため、部分的なコーキングや補修可能箇所はテープで仮止めしましたがいずれも応急処置にすぎません。
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