2024.05.15
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市天白区の住宅にて実施している棟瓦取り直し工事において、棟部の取り外しの様子をお伝えいたしました。 今回は、棟部に樹脂製の垂木を設置した後、棟瓦を取り付ける仕上げ工程について、その施工の様子をご紹介したいと思いま…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区の住宅において、棟瓦の沈み込みやビスの浮きなどの劣化症状を確認した屋根点検の内容をお伝えいたしました。
今回は、屋根の棟部分に生じるトラブルの原因とそのリスクについて、解説したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区にて棟瓦の沈み込みや釘の浮きなどの劣化症状を屋根の無料点検にて発見
前回のブログでお伝えした通り、屋根点検において、棟瓦の一部に沈み込みやビスの浮きなどの劣化症状が以前より、さらに進んでいることがわかりました。
ちなみに、屋根の棟とは、面と面がぶつかってできる山部分のことをいいます、
また、一般的に、屋根の最も高い頂上部分にある棟を大棟、大棟から軒先へ向けて下っていく棟を隅棟と呼びます。
棟部分で起こるトラブルの原因といえば、台風や地震などの自然災害でも起こり得ますが、やはりその下地の劣化にあることが多く見られます。
まず、棟瓦の下地である垂木が劣化すると、保持力が弱まり、釘やビスが緩んで浮いたり、あるいは抜け落ちたりするようになることがあります。
また、棟瓦を固定する役割を担う漆喰が劣化すると、棟瓦そのものの沈み込みや歪み、脱落などを引き起こしかねません。
そして、棟部分で起こるトラブルが引き起こす代表的なリスクといえば、雨漏りによって重要構造を傷め、建物の耐久性を低下させることが挙げられます。
つまり、屋根で起こるトラブルは建物そのものに与える影響が大きくなることがあるので、そうならないよう、点検やメンテナンスを行っていくことが重要なのです。
今回のケースにおいても、前回の点検時より棟瓦が沈み込み、ビスが浮いているといった症状を確認していますが、これらも下地の劣化が原因となっています。
そのため、棟瓦をいったん取り外し、樹脂製の垂木と南蛮漆喰を用いて新たな下地をつくり直したうえで棟瓦を戻す取り直し工事を行うことになっています。
なお、この工事の様子は次回以降のブログにてご紹介したいと思います。
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