こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。

今回は、名古屋市緑区の住宅にて、ALC外壁にさまざまな劣化症状を確認した現場調査の内容についてご紹介したいと思います。

ALC外壁の劣化状況を確認した現場調査

今回、現場調査を行うのは、ALC外壁の住宅です。

ALC外壁は、全体に色あせが見られるほか、日当たりの悪い面にはカビが発生している様子も確認できます。

そもそもALCは、水分を吸収しやすい性質があり、表面に塗装を施すことで守られています。

しかし、その表面塗装が著しく劣化して防水機能が衰えると、ALCそのものが雨水を吸い込むようになり、さまざまな悪影響をもたらす恐れがあることは注意が必要です。

外壁塗装が劣化することによる悪影響とは、例えば、カビの発生やALC外壁そのものの欠け、割れなどです。

ALCが吸水すると、カビの生育に適した環境がつくられやすいので、根を張って繁殖するといったことはよくあります。

また、ALCは、内部に鉄筋が入っていることから、その鉄筋にまで雨水が到達すると、腐食して膨張し、内部から押し出すようにして欠けや割れが起こる、いわゆる爆裂現象が起こることがあります。

爆裂現象が起こると、大規模な補修が必要となったり、コストが高額になったりすることがあるので、そうならないよう、メンテナンスしておくことが重要です。

外壁には、広い範囲にツタの跡が残っている様子が確認できます。

ツタが生えた外壁は、その緑が建物のデザイン性を高めて外観の印象をよくするほか、一定の省エネ効果が期待できるとされています。

しかし、ツタは、とても繫殖力が強く、建物にあるあらゆる隙間から入り込んで破壊を起こしたり、あるいは害虫の発生を促したりすることは注意が必要です。

また、外壁に生えたツタの除去は、スクレーパーによる剥がし取りやガスバーナーによる焼き落としといった作業が必要となるなど、決して簡単に行えるものではないことも理解しておくとよいでしょう。

外壁や屋根の調査は街の屋根やさんにおまかせください

今回の現場調査では、ALC外壁に色あせやカビ、ツタの跡など、メンテナンスの対象となるさまざまな症状が確認できました。

これら症状は、建物を長く使用するうえでマイナスの要素となるので、適切なメンテナンスにより、必要な機能回復を図ることを提案しています。

街の屋根やさん名古屋南店では、住宅の外壁や屋根に関するご相談や点検、お見積りを無料で承っていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。