2026.07.05
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、豊田市の住宅屋根にて実施しているケラバ板金と袖瓦との取り替え改修工事の木下地への水切り材取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、補強で整えた下地に新たな袖瓦を設置していく工程について、その施工の様子をご紹介したい…
今回、防災瓦で仕上げた住宅屋根の棟板金やケラバ板金に経年劣化が進行していたことから、これら板金役物を耐久性の高い瓦役物に取り替える改修工事を行っています。
その役物取り替え改修工事は、すでにケラバ板金と袖瓦との取り替えが完了しています。

防災瓦は、非常に耐久性が高く、長持ちする屋根仕上げ材です。
一方、棟板金やケラバ板金といった板金部材は、瓦本体と比べると耐久性の面で劣り、どうしても早い段階から劣化が進みやすい特徴があります。
棟板金やケラバ板金に劣化が進行するとサビが発生するようになり、やがて穴あきや雨水の浸入による下地へのダメージ、さらには雨漏りへとつながるリスクがあります。
屋根仕上げ材がいくら丈夫であっても、周辺部材の劣化が原因でトラブルが起きてしまっては、防災瓦本来の性能を十分に活かすことができません。
屋根を長く良好な状態に保つためには、仕上げ材と役物の耐久性バランスを揃えておくことも重要なポイントのひとつです。
こうした板金役物のリスクを根本から解消し、防災瓦の性能を最大限に引き出すため、今回は板金役物から防災瓦の同質瓦役物への取り替えを実施しています。
ケラバ部の取り替えが完了した後は、引き続き、棟部についても行っていきます。
まずは、既存棟板金の撤去から作業を進めます。
棟板金を取り外してみると、下地材である貫板は雨水の影響で全体に変色が見られ、傷んでいる状況にありました。
貫板は棟板金を固定するための重要な土台となる部材ですが、外部からは確認しにくい箇所なので、板金を取り外してはじめてその状態が明らかになることも少なくありません。
貫板の劣化が進むと、腐れによって強度が低下し、固定釘の保持力も失われていきます。
そうなると、強風を受けた際に棟板金ごと飛散してしまう恐れがあり、近隣への影響や雨水浸入による雨漏りにもつながりかねないので、注意が必要です。
また、谷部と取り合う部分には、鳥の巣があった形跡も見られました。
屋根に鳥が巣をつくると、糞による汚染や鳴き声による騒音など、さまざまな被害につながるリスクがあるので、しっかりと対策を講じておくことが重要です。
なお、次回のブログでは、瓦役物を設置するための土台の構築について、その様子をご紹介したいと思います。
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