2026.06.24
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、豊田市の住宅屋根にて実施している棟瓦取り直し工事の胴縁材取り付けの様子をお伝えいたしました。 今回は、南蛮漆喰を用いた棟部の土台づくりについて、その施工の様子をご紹介したいと思います。 棟瓦取り直し工事の南蛮漆喰を用い…

名古屋市名東区にお住いのお客様より、定期点検のご依頼をいただいたことがきっかけです。
点検に伺ったところ、経年劣化による様々な症状が確認できました。
そこで、屋根の経年劣化に対応するため、棟瓦の取り直しおよび谷板金の塗装工事を行いましたm(_ _)m





こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です(^^)/
名古屋市名東区の住宅で実施した、棟瓦と袖瓦の取り直しおよび谷板金の塗装が完了しました!
今回は点検時の屋根の状態から、着工そして完工までの様子を一挙大公開いたします。
まずは、点検にうかがった時の屋根の状況からご紹介しましょう(^^)/
今回、工事を行う名古屋市名東区の住宅屋根には、「M型瓦」と呼ばれる洋瓦が使用されていました。
「M型瓦」とは:
瓦の断面がアルファベットの「M」の形をしている瓦
波打つような立体感のあるデザインは屋根全体に美しい陰影を生み出し、住まいに重厚感と高級感のある洗練された外観をもたらしてくれます♪
棟の土台部分にある漆喰は変色が進み、ひび割れが発生していました。
漆喰が劣化すると棟の内部に雨水が侵入しやすくなり、放置すると下地の腐食や雨漏りを引き起こす原因になるため、注意が必要です('◇')ゞ
棟瓦を固定しているビスには、浮きが生じていました。
これは、土台の芯材が経年劣化で傷み、ビスを留める力が弱まっていることが原因と考えられます。
放置するとビスの隙間から雨水が侵入して芯材の劣化をさらに進めてしまうだけでなく、棟瓦のズレや脱落を引き起こす恐れがあり大変危険です。
そこで今回は、既存の瓦を撤去し、下地となる土台部を新設してから瓦を復旧する「棟瓦の取り直し工事」を行うことが決定しました('◇')ゞ
棟瓦の取り直し工事は、既存の棟瓦を取り外しからスタートします👆
瓦を外すと、土台の漆喰全体に黒ずみやひび割れが生じている様子が確認できました。
漆喰の劣化は、瓦のズレや雨漏りの原因に。また、瓦を固定する芯材も腐食が進み、強度の低下から将来的に瓦が脱落するリスクもはらんでいました。
そのため今回は、傷んだ土台部分をすべて撤去し、新しい材料を用いて頑丈な土台を再構築したうえで、棟瓦を元通りに復旧することになりました(`_´)ゞ
棟の土台となっていた漆喰や芯材などの解体・撤去が完了しました。
撤去の際に発生した廃材(ガラ)は、すべてまとめて持ち帰り、産業廃棄物として適切に処分いたします( ̄^ ̄)ゞ
垂木の周囲に漆喰を塗って、土台部分を構築していきます。
今回、名古屋市名東区の現場では、通常の漆喰に特殊成分を配合して性能を強化した「モルロック」という漆喰材を使用しました。
そもそも棟の土台は、瓦の固定や雨水の侵入防止という重要な役割を担っています。
したがって、高い防水性・耐ひび割れ性を備えたモルロックを使用することで、土台の耐久性がさらに向上し、瓦ズレや雨漏りのリスクをより確実に防ぐことが可能になりますよ(^^)/
完成した強固な土台へ、取り外していた棟瓦を復旧していきます。
復旧の際は、樹脂製垂木に対してパッキン付きのステンレスビスを使い、1本ずつ確実に固定しました。
サビに強く、隙間からの雨水侵入を防ぐビスを使用することで、下地の劣化を抑えます。
以上をもちまして、棟瓦取り直し工事が完成です(^_-)-☆
今回は棟部に加えて、屋根の端にあたる「ケラバ部」の取り直し工事も行いました('◇')ゞ
ケラバは風雨の影響を受けやすい箇所のため、劣化が進むと台風や地震などの災害時に袖瓦の歪みや脱落が生じ、雨漏りへ発展するリスクが高まります。
今回の工事では、まず既存の袖瓦を一度取り外し、下地を水切り板金で強固に補強。
その上で、改めて袖瓦を固定し直すことで耐久性を大きく向上させていきますよ✨
まずはビスを抜き、既存の袖瓦を取り外します。
外してみると、下地の木材全体に変色と経年劣化によるダメージが確認できました。
下地が著しく傷むと強度が低下し、瓦を固定する力も衰えてしまいます。
その結果、ビスの緩みから袖瓦の歪みや脱落といったトラブルを招くリスクが高まるため、注意が必要です(`_´)ゞ
袖瓦を外した後は、下地木材に水切り板金を取り付けて補強していきます。
水切り板金は、必ず軒先から施工を始め、ジョイント部分を一定以上重ね合わせながらビスで固定します。
こうして丁寧な雨仕舞(あまじまい)処理を施すことで、万が一、袖瓦の裏側に雨水が回り込んでも下地への影響を最小限に抑えることが可能になります。
風雨の影響を特に受けやすいケラバ部だからこそ、こうした細かな施工の積み重ねが屋根全体の耐久性を高める鍵となります٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
全ての袖瓦を設置し終えたら、ケラバ部の取り直し工事は完了です♪
進行していた劣化をしっかり解消し、地震や台風などの自然災害に強い頑丈なケラバ部へと生まれ変わりました。
屋根の谷板金は、屋根面同士が接する谷部にあり、雨水を軒樋へと誘導する重要な部材です。
構造上、大量の雨水が集まりやすいため、実は屋根の雨漏り原因の大半がこの谷板金の劣化にあります。
谷板金が著しく劣化するとサビの発生から穴あきへとつながり、そこから侵入した雨水が野地板や垂木などの下地を腐食させ、最終的には雨漏りを引き起こしてしまいます。
そのため、塗り替えをはじめとする定期的なメンテナンスが欠かせない場所のひとつです。
今回の工事でも、劣化が進行した谷板金の防水性を蘇らせるため、塗り替えメンテナンスを行いました(^^)/
住宅屋根の経年劣化を解消するため、これまで行ってきた棟およびケラバの瓦役物取り直し工事が無事に完成しました。
棟は野地板に固定した補強金具と樹脂製芯材を組み合わせ、漆喰材で強固に塗り固めています。
その土台へ棟瓦をビス留めしたことで、屋根全体が一体化し、地震や台風に強い構造へと生まれ変わりました。
また、ケラバ部は下地の防水・補強により、長期間にわたり袖瓦を支え続ける高耐久な仕上がりに。
谷板金も塗装を施し、雨や紫外線に強い塗膜を形成できました。
経年劣化による雨漏りリスクを解消し、災害に強い安心の屋根の完成です☆彡
屋根のメンテナンスは、雨漏りなどのトラブルが起きてから慌てて行うのではなく、劣化が進んでいないうちに対処しておくことが大切です。
早めの点検と適切なメンテナンスを心がけることで、深刻なダメージを防ぎ、将来的な修繕コストの節約にもつながります。
街の屋根やさん名古屋南店では、丁寧な現場調査をもとに、屋根材や傷み具合に合わせた最適なプランをご提案いたします。
無料相談も承っておりますので、気になる症状がございましたら、お気軽にご連絡ください。
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