2026.09.06
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、豊明市の住宅にて実施した屋根の定期点検の様子をお伝えいたしました。 今回は、点検結果を受けて行う取り直し工事の既存棟瓦の取り外し工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。 ▼前回(屋根の定期点検)のブログ豊…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、豊明市の住宅で実施している棟瓦取り直し工事において、既存棟瓦取り外しの様子をお伝えいたしました。
今回は、棟瓦を固定するための胴縁材の取り付け工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
今回、住宅の棟部において、経年劣化が進行していた状況を受け、既存の棟瓦を一度取り外し、土台を再構築したうえで復旧する取り直し工事を行っています。
なお、以前実施した現場調査の際には、棟瓦周辺のコーキングや防水シーラーの劣化、固定ビスの浮きといったさまざまな劣化症状を確認しています。
そして、今回行っている棟瓦取り直し工事は、前回、既存の棟瓦を取り外し、木下地や防水シーラーなどの撤去を行ったところまでが完了しています。
この後は、棟瓦を据え付けるための土台をつくり直していく工程です。
以前は、棟瓦と屋根材との間の隙間を防水シーラーで埋める仕様となっていました。
しかし防水シーラーは経年とともに劣化すると、硬化・収縮しやすく、隙間が生じてしまうことがあります。
そこから雨水が入り込むと、下地の劣化や雨漏りにつながる恐れもあるので、今回はより耐久性の高い方法へ見直しています。
具体的には、野地板に固定している補強金具に垂木を取り付け、その周囲に南蛮漆喰を塗って土台を設ける仕様です。
棟の土台づくりは、表からは見えにくい部分ですが、棟瓦を長期にわたって安定させ、雨漏りのリスクを抑えるうえで欠かせない重要な工程です。
補強金具に垂木を取り付けている状況です。
なお、垂木には、以前の木製ではなく樹脂製を使用しています。
木製は、水分を含むと腐れにつながりやすく、棟瓦の浮きや脱落といったトラブルが生じることも少なくありませんでした。
しかし、樹脂製は、水に強く、長期にわたって固定力を発揮する素材です。
腐る心配がないぶん、木製特有のトラブルへの対策としても高い効果が期待できます。
最終的に隠れてしまう部分だからこそ、こうした素材選びが、屋根を長く安定させることにつながるのです。
垂木の取り付けが完了しました。
この後は、この垂木周囲へ南蛮漆喰を塗り付け、強固な土台をつくっていきます。
なお、南蛮漆喰による土台づくりの様子は、次回のブログにて詳しくご紹介いたしますので、ぜひ引き続きご覧ください。
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