
2025.06.29
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、岡崎市の住宅にてガルバリウム鋼板屋根の劣化状況を確認した屋根点検について、その内容をお伝えいたしました。 今回は、屋根点検の結果に基づいて行う塗装工事の高圧洗浄工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。▼前…

今回、住宅のガルバリウム鋼板屋根に生じていた経年劣化に対応するため、塗装工事を行っていくことが決定しています。
ちなみに、以前行った屋根点検では、ガルバリウム鋼板屋根の色あせや塗膜剥がれ、棟板金のビスの浮きなど、さまざまな劣化症状が確認できる状況にありました。
そして、今回行っているガルバリウム鋼板屋根塗装工事は、前回までに、足場を設置した後、高圧洗浄が完了しています。
高圧洗浄が完了した後は、洗浄水をしっかりと乾燥させ、下地処理を施していく工程となります。
研磨用たわしなどを使い、ガルバリウム鋼板屋根の本体や棟板金に対してケレンを施している状況です。
なお、ケレンとは、塗装を行う前に表面をきれいに処理する作業のことをいい、英語の「クリーン(clean)」が変化してそう呼ばれるようになったといわれています。
具体的には、古い塗膜やサビ、汚れなどを削り落としていく下地処理作業です。
古い塗膜やサビ、汚れなどを残したまま塗装しても、すぐに塗膜が剥がれてしまう恐れがありますが、ケレンで除去しておくことで、そのような不具合を防げるようになります。
また、表面に微細なキズを付ける目荒らしをしておくと、下地との密着性を高め、塗料をしっかりと定着させることが可能になります。
つまり、金属屋根への塗装工事は、ケレンなどの下地処理がきわめて重要なポイントとなるのです。
その他、緩みが生じ、浮いていた棟板金のビスの打ち直しも行っています。
経年劣化が進行すると、棟板金を固定しているビスや釘が緩み、浮きや抜けが生じることがあります。
そうなると、緩みによりできる隙間から雨水が入り込んで下地を傷めたり、あるいは強風にあおられて飛ばされたりするケースも珍しくありません。
そのため、定期的にチェックしながら状況に応じて対応していくことが重要になります。
なお、次回のブログでは、ガルバリウム鋼板屋根塗装工事の下塗り工程について、その様子をご紹介したいと思います。
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