
2025.04.12
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、日進市の住宅の玄関まわりとベランダの外壁に対して実施しているカバー工事の仕上げ工程の様子をお伝えいたしました。 今回は、これまで行ってきた外壁カバー工事完成後の仕上がり状況についてご紹介したいと思います。▼前回までのブ…

こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
今回は、日進市の住宅において、サイディング外壁の劣化状況を確認した現場調査について、その内容をご紹介したいと思います。
今回、現場調査を行うのは、住宅の外壁についてです。
外壁は窯業系サイディングであり、1階と2階で異なる色を組み合わせたツートンカラーの外観となっています。
一般的に、窯業系サイディングの本体は、表面塗装により、雨水などの劣化要因から保護されており、その保護機能を保っていくため、10年程度を目安に塗り替えが必要とされています。
ところが、劣化が著しく進行し、保護機能が損なわれると、サイディング本体が吸水するようになり、強度の低下や反り、ひび割れなどのダメージへとつながっていくので、注意が必要です。
ベランダ部分のサイディング外壁は、全体に色あせが見られるほか、あいじゃくり部分に反りが生じている様子が確認できます。
このような症状は、塗膜の劣化により、サイディング本体が吸水と乾燥を繰り返すようになったことで起こったものと考えられます。
これを放置すると、サイディング本体の割れや破損が生じ、やがて雨漏りにつながっていくことも珍しくありません。
ちなみに、あいじゃくりとは、サイディングの長辺側の接合部のことをいい、このあいじゃくり部分を適切につなぎ合わせることで、雨水の侵入を防止することが可能となっています。
また、その他にも、雨水の影響から、カビの発生や雨だれがこびり付いている様子なども見られます。
カビが発生すると、どんどん範囲を拡大させ、塗膜の劣化を促すようになるばかりか、なかなか取り除くのも難しくなっていくので、できるだけ早めに対応しておくことが重要になります。
今回の現場調査では、住宅のサイディング外壁に色あせや反り、カビの発生など、さまざまな劣化症状が生じていることが確認できました。
そのため、とくに劣化が進んでいるベランダと玄関周辺の外壁に対し、新たな金属サイディングを被せて仕上げるカバー工事を行っていくことが決定しています。
なお、次回のブログからは、外壁カバー工事の施工の様子についてご紹介していきたいと思います。
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