2025.01.18
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。 前回のブログでは、名古屋市緑区の雨漏りが発生していた住宅にて実施している屋根カバー工事の防水シート敷設の様子をお伝えいたしました。 今回は、ガルバリウム鋼板屋根の本体葺き工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。▼前回までの…
こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。
前回のブログでは、名古屋市緑区の雨漏りが発生している住宅で実施する屋根カバー工法メンテナンスの足場設置と天窓撤去の様子をお伝えいたしました。
今回は、既存のカラーベスト屋根の上に防水シートを敷設していく工程について、その施工の様子をご紹介したいと思います。
▼前回までのブログ
・名古屋市緑区にて天窓からの雨漏りやカラーベスト屋根の劣化状況を確認した現場調査
・名古屋市緑区で屋根メンテナンスのための足場設置と雨漏りを引き起こしていた天窓の撤去
今回、屋根メンテナンスを行っている住宅では、現場調査の際、屋根に設置されている天窓部分の著しい劣化により、雨漏りが起こっている状況にありました。
天窓は、採光性や換気性を確保できることから、快適空間をつくるには効果的ですが、屋根との接合部で著しく劣化が進行すると、雨漏りが起こりやすくなるので、その点では注意が必要です。
そのため、天窓を撤去した後、雨漏りの解消と屋根の機能回復を図っていくため、金属屋根を使ったカバー工法メンテナンスを行っていきます。
なお、屋根カバー工法メンテナンスは、前回、雨漏りを引き起こしていた天窓を撤去し、合板で塞いだところまでが完了しています。
防水シートの敷設が完了した状況です。
防水シートには、日新工業の改質アスファルトルーフィング「カッパ23」を使用しています。
「カッパ23」は、アスファルト含浸紙に良質な改質アスファルト被膜し、さらに合成繊維不織布をラミネートすることで高い耐久性を実現した屋根下葺材です。
ちなみに、雨漏りが起こりにくい屋根をつくるには、防水シートの役割がきわめて重要になります。
というのも、一次防水である屋根材の裏側に雨水がまわり込んだとしても、二次防水である防水シートがしっかりと機能していれば、雨漏りにはつながらないためです。
つまり、雨漏りの影響から屋根を守り、建物の長寿命化を図るには、防水シートの性能が重要なカギとなるのです。
屋根カバー工法の防水シートは、スレート屋根の上に施工するので、通常使用するステープルのような留め具は効きません。
そのため、板金のプレートをあてながら釘で留め付けています。
防水シートの敷設が完了したら、ガルバリウム鋼板屋根を葺いて仕上げていく工程となります。
なお、次回のブログでは、ガルバリウム鋼板屋根の葺き施工の様子をご紹介していきたいと思います。
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