名古屋市熱田区|台風で瓦が数十枚飛んだ被害③ ~屋根診断編~
③名古屋市熱田区|台風で瓦が数十枚飛んだ被害③ ~屋根診断編~
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取り敢えず、バラバラになっていた瓦はこの通り、応急処置で戻しました。
本当に土含めた下地ともバラバラになっていたので、結構苦労しました(汗
ケラバは見ての通り、これ以上落ちていかない様にロープとテープを駆使して固定しました。
これでもう大丈夫と思われたら大変ですが、このぐらいの養生ならいつも無償で対応させていただいております。
流石に野地板が腐食している所は直しても直しきれません。
築年数が60年を越えるとこんな状態の部分が色々出てきます。
土が流れている瓦の下地を覗いてみます。
すると、なんと土がなくなって野地板や垂木が見えているではありませんか。。。
通常は杉皮やルーフィングが土の下に入っています。
画像では分かりにくいですが、開いた穴から天井裏がよく見えます。
ここは穴の中を動画で撮影してお客様に後で屋根裏の状況もお見せ致しました。
お客様もビックリしておられました。
……こんな状態になっているという事は、
防水下地がなく水が入っていっていると言う事なのでもちろん雨漏りします。
鬼瓦の状態は漆喰が剥がれ落ち、崩れています。
この辺りも台風で飛んでいてもおかしくはなかったでしょう…
よく飛ばなかったと言うべきでしょうか。
補修した跡がありましたが、粘土?泥?アスファルト?
いや、なんと棟瓦にコールタールの様なモノを流し込んで固めておりました。
こんな屋根瓦の補修の仕方は初めてです(・_・;)
いやいや、壮観ですな。
こんな補修のしかたもあるんですね。
本当に初めて見ました。
もう一方の鬼瓦も漆喰が剥がれて落ちかけています。
元は非常に高価そうな鬼瓦です。
さて、他の場所も診断に入ります。
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