愛知県愛西市|飛びそうなケラバの下地・軒天はどうなっているのか③
ケラバの瓦が動き、中の下地が見えていますが下はどうなっているのか点検してみる事にします。
普段、軒天は上から覗き込む様な形になって危険なので、
梯子をかけた付近しか点検は出来ませんが
屋根の形状によっては軒天をしっかり点検する事が出来ます。
こちらはたまたま軒天が点検しやすいお家でした。
軒天をみる前に腐食部分の再確認をしておきます。
上から下から丹念にチェックして異状を確認します。
明らかに外側に歪んでいます。
下段に行けば行くほど外側に開いているのです。
本当によく落ちなかったですね。
完全にグラグラになっております。
軒天を見ると…
完全に水が回ってますね…
化粧合板(ピーリング材)が大変な事になっています…!
相当水が回らないとここまでなりませんので。
ピーリング材の下地もぶよぶよになって腐食が進行しておりました。
私も絶句致しました。
本当に、よくケラバが落ちなかったものです。
破風板も腐食が始まっています。
軒の先までこんな感じでべろべろと捲れていっています。
触ってみると破風板も動きますので、この箇所全体が台風の被害を受けたといっても良いでしょうね。
そう考えると、本当に今回の台風被害は恐ろしいです。
さて、後は養生です。
こちらのお客様は、屋根の葺き替えのついでという事で、
外壁塗装、軒天の張替え、ガルバ金属工事などの工事を受注致しました。
実際に工事に入るまで、まさかこのままと言うわけにはいきません。
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