愛知県愛西市|陶器の洋瓦 スパニッシュ瓦 飛びそうなケラバ
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街の屋根やさんで、屋根を登っていると、よくご近所の方に声を掛けられます。
「何してるの?」「あら、修理?」
「アンテナ?」
子供は「高ーぇ」「凄い」などです。
私共はいつもまじめに屋根と向き合っていますので、いつでもお声掛け下さいませ。
さて、
愛西市ので点検中に近隣のご主人様にお声掛け頂き、
屋根に登ったら棟が無くなっていたお話の続きです。
無くなった棟瓦が雨樋に奇跡的に引っかかって一枚残っておりました(^_^;)
本当に落ちて通行人に当たらずに良かったです…
破片が他にも飛び散っております。
これは棟瓦が飛んだ時に当たったんでしょうかね…
まだ割れ方が新しいですが、証拠になるとは言えません。
なんにせよ、いたる所で割れております。
画像では見えにくいかも知れませんが、縦にクラックがかなり入っており、数えただけでも20枚ほど割れておりました。
養生をしないといけないので、
他にも割れている瓦がないかふと見上げてケラバの方を見てみると…
あれ…?
まさかケラバが浮いてる…?
目の錯覚かなと思い、上部からしっかり見てみる事にしました。
やはり外側に倒れる様に傾いています…!
ケラバ一列が全てです。
側面からしっかり見てみると、なんと手首が楽に入るぐらい浮いているではありませんか。
これでは雨水が漏れ放題です。
ケラバを一枚掴んでみると、グラグラに一列まとめて動きます…!
全部外れそうになっている状態。
ケラバ全体が開き、中の下地がはっきりと見えています。
よく見ると中の木部も完全に腐食していますね。
これだけグラついているのに本当によく飛ばなかったものです。
このままでは落下の危険性もあるので養生する前にもう少ししっかり診断しなければなりません。
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