名古屋市緑区にて割れたスレート瓦をコーキングで補修
築23年のスレート屋根のお宅です。
以前、塗装を一度やったことがあり、それが割れているそうです。
早速登ってみました。
スレート瓦が確かに一枚落ちてなくなっています…
見ての通り、わざと割るとかそんなレベルの問題ではなく、スレートが単純に劣化して重力で落ちてしまったと思われます。
こういった部分は、年数に依るものだとの判断の材料になりますね。
改めて見ると、塗装面の密着のお陰で今までスレート瓦が引っ付いていて
ずれ落ちずに済んでいたのではないかな？と思います。
急勾配のスレートは割れると落下するのが早いですからね。
他の塗装面もはげてしまって、ひび割れが多数目立つ様になっています。
最終的に、判断としましては、ただの経年劣化です。
悪質な業者がどうのこうのしたのではなく、経年劣化により割れてきているとの判断でカバー工法の提案を致しました。
それにしても、その信用ならない業者が故意に割っていなくて良かったです。
もし、今の時代に、瓦を故意に割る業者がいた(とした)ら、
それはもはや同業とは言いませんが、一応屋根やを語る業者がそんな事をしているなら、我々まじめにやっている専門家も仕事がやりにくいですからね。
勿論、同じ様に見られる事はあまりないですが、情報弱者でもあるご年配の方々がいつ騙されるとも分かりませんしね……
皆さんも、屋根を点検するなら専門の街の屋根やさんに気軽にお声掛け下さいませ。
ではまた。
菖蒲田（ショウブダ）
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